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更新日:2021年3月24日
大和堆周辺水域における漁船の安全操業の確保を求める意見書
近年、我が国の排他的経済水域である大和堆周辺水域に、外国漁船が多数押し寄せ、違法操業を繰り返している。これにより、兵庫県をはじめ多数の日本漁船が自らの漁場で安全に操業できない状況になっていることはもとより、日本海の水産資源に深刻な影響を与えている。
当該水域は、本県のいか釣り漁業や沖合底びき網漁業が操業する豊かな漁場であり、関係漁業者とその家族の生活のみならず、地域の産業を支えるとともに、県民に対してスルメイカやエビなど豊かな水産物を提供するなど、重要な役割を担っている。
よって、国におかれては、大和堆周辺水域における漁船の安全操業の確保を図るため、下記事項に取り組まれるよう強く要望する。
記
1 大和堆周辺水域をはじめとした我が国の排他的経済水域における日本漁船の安全操業の確保に万全を期すこと。
2 国際条約に基づく海洋権益である水産資源の保全を図るため、我が国排他的経済水域内での外国漁船による違法操業の根絶に努めること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年3月24日
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
内閣官房長官
総務大臣 様
外務大臣
農林水産大臣
国土交通大臣
水産庁長官
海上保安庁長官
兵庫県議会議長 原 テツアキ
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