サイト内検索
兵庫県議会トップページ > 定例会・臨時会 > 過去の定例会・臨時会 > 令和3年度 > 令和4年2月第357回定例会 > 意見書 > 決議 第3号
ここから本文です。
更新日:2022年3月30日
2023年主要国首脳会議にかかる関係閣僚会合の姫路市開催を求める決議
主要国首脳会議(サミット)は、世界の主要国の首脳・閣僚が毎年、政治的な課題や経済問題等にとどまらず、地球環境問題や感染症対策等も含め、直面する多種多様な国際問題を議論する場であり、その重要性はますます高まっている。
2023年のサミットは我が国での開催が予定されており、現在、政府において開催地の選定作業が進められている。
本県は、このサミットにおける関係閣僚会合の姫路市開催を実現すべく、姫路市、地元経済界とともに誘致推進協議会を設立し、連携して誘致に向けた取組を推進している。
本県では、神戸市において2008年サミットにおける環境大臣会合、2016年サミットにおける保健大臣会合が開催されたが、姫路市においてもコロナ禍の昨年10月に第72回WHO西太平洋委員会を開催した実績がある。
また、姫路市は、2023年に世界遺産登録30周年を迎える姫路城や、全国で唯一の民間人空爆犠牲者追悼の慰霊塔を有するなど、文化・歴史面、平和都市の取組等からも、各国の閣僚を迎えるのにふさわしい環境が整っている。
サミットにおける関係閣僚会合の姫路市開催が実現すれば、兵庫・姫路が有する多彩な魅力や、国際都市としての兵庫のイメージを世界に発信する絶好の機会となり、地域経済の活性化が期待され、コロナ後の海外からの来県者の増加につながることが期待できるなど、本県にとっても大きな意義を有するものである。
よって、本県議会は、2023年主要国首脳会議にかかる関係閣僚会合の兵庫県姫路市における開催を強く要望する。
以上、決議する。
令和4年3月30日
兵 庫 県 議 会
お問い合わせ