更新日：2023年2月27日

決議 第5号

ロシアによるウクライナ侵略の早期終結に向けた措置を求める決議

　ロシアによるウクライナ侵略は、1年となる現在もやむことはなく、戦火の拡大で子どもや女性を含む大勢の市民が犠牲となっている。

　また、ロシアは核兵器の使用を辞さない構えを示すなど、核戦争のリスクは冷戦後の世界で最も高まっている。

　さらに、ロシアによるウクライナ侵略の影響で食糧の供給不足やエネルギー価格の高騰、金融市場の混乱が引き起こされ、多くの国々に深刻な打撃を及ぼしている。

　兵庫県議会は、国際間の法秩序と対話による世界平和の実現を希求する。政府においては、G7広島サミットの議長国、また、国連安保理の非常任理事国として、戦争の1日も早い終結のため、ロシアに対してウクライナへの武力行使を直ちに停止し、即時撤退することを求めるなど、平和の回復に向けた主導的な役割を果たすとともに、ウクライナへの更なる人道支援や復旧・復興のための支援に全力を尽くすことを強く要請する。

　以上、決議する。

令和5年2月24日

兵庫県議会