神戸三田国際公園都市
神戸三田国際公園都市は、豊かな自然に恵まれながら、神戸・大阪の二大都市にも近く、それぞれに特性と機能を発揮し、独立性を保ちながらも有機的に結びついた9つの開発区域から構成されています。その中でも、兵庫県企業庁では「カルチャータウン」と「フラワータウン」の2区域の開発を行っています。
また、開発面積約2,100ha、計画人口約14万人という規模は、関西圏において有数のビッグプロジェクトであり、「人間居住の質の高い都市空間」「西日本の産業が集結する情報・文化の発信基地」「教育と芸術が融合する生涯学習都市」「技術開発の拠点となる高度産業都市」の4つの開発コンセプトのもと、21世紀型の複合機能都市を目指しています。
地域概要
カルチャータウン
- 神戸三田国際都市の中でも、教育・文化機能を充実させた街、それが「カルチャータウン」です。「ワシントン村」・「兵庫村」・「学園8丁目」などからなる個性豊かな「住宅ゾーン」、教育・研究の場として大学などが広がる「学園ゾーン」、この2つのゾーンを結び、商業施設・業務施設・文化交流施設などの設置が進められる「地区センター」で構成される街並みは、都心では手にすることのできない上質な豊かさに包まれています。
- 「カルチャータウン」街全体の景観を損ねないよう電柱を地下に埋設し、無電柱化を実現しています。また、視界や空間を遮るものが少ないことで、開放感に包まれた美しい街並みが広がります。
- カルチャータウンの北側半分を占め、「教育・研究の場」を目指し整備が進められている「学園ゾーン」。「関西学院大学神戸三田キャンパス」、「兵庫県立三田祥雲館高校」とグローバル化時代に対応できる国際的な人材育成の拠点に相応しい教育施設が充実しています。
ワシントン村周辺
関西学院大学神戸三田キャンパス
フラワータウン
- 「フラワータウン」は、深田公園をはじめとした緑地が街全体の約24%を占めています。その豊かな自然環境のなか、住宅、生活利便施設、文化施設、健康増進ゾーンなどがバランスよく配置され、現在約2万2千人が居住する成熟した街となっています。また、交通アクセスも便利で、神戸・大阪へも通勤圏となっています。
- 健康増進ゾーンはフラワータウン北東部の温泉資源を活用して、健康的な生活が営める場所として、多くの人々の健康増進を目的として健康関連機能を設けたり、高齢化社会に対応した施設整備を進めています。
- フラワータウンの中心部に位置する「深田公園」。谷部の自然を公園として残すとともに、芝生の下に地下ダムを設置し、年中流れるせせらぎを主体とした親水空間を再生した自然型公園として整備されています。なだらかな地形を生かした広い芝生広場は、住民の交流や憩いの場として親しまれています。
- 「県立人と自然の博物館(外部サイトへリンク)」は、自然や環境に関する展示等を行う博物館。収集資料は約23万点にのぼり、約3000点を常設展示しているほか、企画展なども行っています。また、岩石・鉱物・化石・昆虫・植物・魚などの標本を手に取って観察できたり、ビデオや電子図鑑などを見ることができるサロンもあります。さらに、自然や環境をテーマにしたセミナーや講座も開催されています。
深田公園
県立人と自然の博物館
都市全体図
神戸三田国際公園都市全体図
神戸三田国際公園都市全体図
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カルチャータウン・フラワータウン全体図
カルチャータウン全体図
フラワータウン全体図
<上の全体図を拡大するには、下記の関連資料のPDFファイルをクリックしてください>
交通アクセス
◆神戸・大阪へも通勤圏内。
◆神戸電鉄「ウッディタウン中央」駅より「三宮」駅へ約45分。
◆JR宝塚線「新三田」駅より「大阪」駅へ約42分。(朝の通勤時は約46分)
- 「三宮」へは神戸電鉄急行を利用。「谷上」で、北神急行・神戸市営地下鉄に乗り換え。
- 「大阪」へはJR快速を利用。
- 乗り換え、待ち時間等は含みません。
開発区域名
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開発面積(ha)
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計画人口(人)
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事業主体
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備考 |
フラワータウン |
337 |
34,000 |
兵庫県 |
|
カルチャータウン |
150 |
6,000 |
兵庫県 |
|
ウッディタウン |
598 |
48,000 |
都市再生機構 |
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テクノパーク |
136 |
- |
都市再生機構 |
|
第2テクノパーク |
97 |
- |
大和ハウス工業(株) |
|
藤原台 |
281 |
26,600 |
都市再生機構 |
工事等は神戸市に委託 |
鹿の子台 |
221 |
15,100 |
都市再生機構 |
工事等は神戸市に委託 |
上津台・赤松台 |
277 |
12,000 |
都市再生機構 |
工事等は神戸市に委託 |
合計 |
2,097 |
141,700 |
|
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