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いま、子どもの貧困が大きな社会問題です。約7人に1人の子どもが貧困状態にあると言われています。さらに、大人に代わり家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども=「ヤングケアラー」も新たな課題となっており、学校1クラスあたり1~2人の児童・学生が該当するとも言われています。
こうした中、地域全体で子どもを支援する取組として、兵庫県ではNPOを中心に「子ども食堂」の開設が各地で沸き起こっています。
子ども食堂は、空き店舗や飲食店の定休日などを利用して、栄養満点の温かいご飯を低額で子どもたちに提供する場所です。また、学生やシニアボランティアに勉強を見てもらったり、食後にみんなでワイワイ遊んだり、子どもたちが安らぎ・リフレッシュできる居場所にもなっています。
現在、子ども食堂の関係者から、「もっともっと開設したい」「子ども食堂に来れない子どもたちにも支援の手を伸ばしたい」という声をいただいています。
そこで、兵庫県では「ふるさとひょうご寄附金」を活用して、子ども食堂の開設や弁当を届けるアウトリーチ活動等を応援します。
また、ヤングケアラー世帯への食支援を通じて、本人の負担軽減や家庭全体へのフォローを行う取組を独自に推進しています。
本プロジェクトは、子ども食堂の開設を支援する「スタートアップ支援」と、子ども食堂が弁当を届ける取組等を支援する「アウトリーチ等支援」、ヤングケアラー世帯への食支援を通じた福祉支援について、皆様からの応援により実施するものです。兵庫県に縁やゆかりのある方だけでなく、多くの方からのご支援をお待ちしています。
子ども食堂の開設に必要な経費を補助します。食事提供だけでなく、同じ境遇の子ども同士や地域のボランティアとの交流を図るなど、子どもたちの心の拠り所となる空間作りを応援します。
支援対象:子ども食堂を開設しようとするNPO・社会福祉法人等の民間団体
支援事業(想定):食堂実施回数が月1回以上
子どもの受入人数:10人以上
支援経費:冷蔵庫、炊飯器、食器などの購入費
子ども食堂が実施する子どもたちの家への配食等に必要な経費を補助します。配食を通じて家庭の見守りや福祉サービスとの連携を図り、地域全体で子どもたちを支援する取組につなげます。
支援対象:配食を行う子ども食堂を運営するNPO・社会福祉法人等の民間団体
支援事業(想定):配食実施回数が月1回以上
支援経費:配食用交通用具などの購入費、配食スタッフの人件費、配食用車両の燃料費など
備考:子ども食堂へ食材提供するフードバンク等への支援も対象(詳細は募集ベージを参照)
楽天ふるさと納税ドキュメンタリーに、本プロジェクトを活用して開設された「ドーナツこども食堂」(豊岡市)が掲載されました。
詳細は↓バナーをクリック
寄附を希望される方は
→https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1459303496594(外部サイトへリンク)
スタートアップ支援(子ども食堂の開設経費の補助)を希望される方は
現在募集中!令和6年4月1日(月曜日)~令和7年2月14日(金曜日)必着
→https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf03/2901kodomosyokudou.html
アウトリーチ等支援(子ども食堂による弁当配食等に要する経費の補助)を希望される方は
現在募集中!令和6年4月1日(月曜日)~令和7年1月31日(金曜日)必着
→https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf03/outreach/text.html
これまでの応援実績はこちら
関連リンク
お問い合わせ
部署名:福祉部 地域福祉課 子ども食堂開設支援(スタートアップ)担当
電話:078-362-3181
FAX:078-362-4262
部署名:福祉部 地域福祉課 子ども食堂アウトリーチ等支援(配食)担当
電話:078-362-9187
FAX:078-362-4262