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兵庫県では約28万人が糖尿病と診断されています。
そして、人工透析に至った原因疾患の第1位は、糖尿病の合併症である糖尿病性腎症です。腎臓の病気は、早期の段階では自分で気づくことができません。
年に1回の健診受診で自分の体をチェックし、糖尿病が疑われる場合は早めに医療機関を受診するとともに、糖尿病と診断されたら、定期的な通院が必要です。
定期的な健診受診とともに食事や運動などの適切な生活習慣を心掛けましょう。
「過去は変えられない。未来は変えられる。」
県民の意識向上を図り、重症化を予防するため、啓発動画を作成しました。
適切な健診・医療受診と併せて、食事や運動などの生活習慣を見直していくことで、これからも長く自分の好きなことを続けていきませんか。
ひょうごチャンネル「兵庫県糖尿病性腎症重症化予防事業啓発動画」(外部サイトへリンク)
糖尿病は、自覚症状が出にくく進行していきます。放置しておくと、「腎症」「神経障害」「網膜症」などの合併症を引き起こし、「人工透析」や「足の切断」「失明」などの深刻な事態を招くことがあります。
そのため、人工透析導入の原疾患として最も多い糖尿病性腎症に対する県民の意識向上を図り、重症化を予防するため、啓発ポスターを制作しました。
年に1度は健診を受け、糖尿病が疑われる場合は早めに医療機関を受診するとともに、糖尿病と診断された場合は自己判断で治療を中断せず、定期的な受診で重症化を予防しましょう。
一般社団法人兵庫県医師会、兵庫県糖尿病対策推進会議及び県は、県内の保険者と郡市区医師会等が連携し、平成29年10月に事業に取り組む際の基本的な考え方を示す「兵庫県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を策定しました。
平成31年4月に行われた国プログラムの改定をうけ、プログラムの条件や関係者の連携における留意点等の整理及び保険制度等の枠組みを超えた連携にむけ、令和2年4月、県プログラムを改定しました。
【主な改定内容】
兵庫県糖尿病性腎症重症化予防プログラム(PDF:316KB)(令和2年4月改定)
高齢化が進む中で生活習慣と社会環境の変化に伴う糖尿病患者数の増加が課題となっています。
糖尿病は放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こし、患者のQOLを著しく低下させます。
このため、兵庫県では、糖尿病性腎症重症化予防に向けた取組を県に広げていくため、一般社団法人兵庫県医師会、兵庫県糖尿病対策推進会議及び県の三者で糖尿病性腎症重症化予防に係る連携協定を締結することとしました。
一般社団法人兵庫県医師会、兵庫県糖尿病対策推進会議及び県の三者が連携して「兵庫県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を策定するとともに、事業の実施を支援します。
日時:平成29年10月23日(月曜日)15時から15時10分まで
場所:兵庫県医師会館 6階会議室
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