肝疾患に関する専門医療機関及び協力医療機関の募集について
兵庫県では、肝疾患診療の向上や肝疾患患者が良質かつ適切な医療が受けられるよう、肝疾患診療連携拠点病院とともに、肝疾患に関する専門医療機関及び協力医療機関(以下「肝疾患に関する専門医療機関等」という。)を整備し、かかりつけ医との連携強化など、肝疾患に関する診療体制の整備を進めてきましたが、肝疾患診療を取り巻く環境が大きく変化していることなどから、このたび、肝疾患に関する専門医療機関等の選定基準を見直しました。
つきましては、肝疾患に関する専門医療機関等を希望される場合は、下記のとおり必要な手続きを行っていただきますようお願いします。
専門医療機関等の選定基準
「専門医療機関」または「協力医療機関」になるためには、以下の選定基準を満たす必要があります。(令和6年1月1日現在)
<専門医療機関>
- 専門的な知識を持つ医師(日本肝臓学会の専門医。常勤、非常勤を問わない。)による診断(活動期及び病期を含む。)と治療方針の決定が行われていること
- 肝炎患者の状態に応じた抗ウイルス療法を適切に選択及び実施し、治療後もフォローアップできること
- 肝がんの高危険群の同定と早期診断(超音波診断などによる肝がん診断)を適切に実施できること
- 診療ガイドラインに準ずる標準的治療ができること、又は他の医療機関と連携して実施できる体制が整っていること
- 肝疾患に関するセカンドオピニオンを提示する機能を有していること
- 以下のとおり取り組むこと
- (1) 肝炎対策協議会又は肝疾患診療連携拠点病院と県が連携して実施する調査等に協力すること
- (2) 肝疾患診療連携拠点病院が開催する医師を対象とする講演会や研修会等に参加すること
- (3) 兵庫県肝炎医療コーディネーターを配置すること
<協力医療機関>
- 専門的な知識を持つ医師(日本肝臓学会、日本消化器病学会、日本消化器外科学会のいずれかの専門医。常勤、非常勤を問わない。)による診断(活動期及び病期を含む。)と治療方針の決定が行われていること
- 肝炎患者の状態に応じた抗ウイルス療法を適切に選択及び実施し、治療後もフォローアップできること
- 他施設との連携を含め、肝がんの高危険群の同定と早期診断(超音波診断などによる肝がん診断)を適切に実施できること
- 以下のとおり取り組むこと
- (1) 肝炎対策協議会又は肝疾患診療連携拠点病院と県が連携して実施する調査等に協力すること
- (2) 肝疾患診療連携拠点病院が開催する医師を対象とする講演会や研修会等に参加すること
- (3) 兵庫県肝炎医療コーディネーターを配置すること
申請方法
「専門医療機関」または「協力医療機関」を希望される場合は、下記回答フォームより申請手続きをお願いします。
申請受付期間
令和6年1月15日(月曜日)~令和6年2月9日(金曜日)
適用時期
その他
- (1) 専門医療機関等の選定については、医療機関からの申出に基づき、兵庫県肝炎対策協議会で協議のうえ、適当と認めるものを県が選定します。選定された医療機関は、兵庫県のホームページで公表する予定です。
- (2) 現在、肝炎に関する専門医療機関等で、引き続き選定を希望される場合は、新たに肝疾患に関する専門医療機関等の選定を希望する場合と同様、申請手続きを行ってください。