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アレルギー疾患とは、気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎等アレルゲンに起因する免疫反応による人の人体に有害な局所的または全身的反応に係る疾患のことです。アレルギー疾患は、国民の二人に一人が罹患していると言われており、年々増加傾向にあります。
代表的なアレルギー疾患
気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎、アトピー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、食物アレルギー等
アレルギーについて、正しい知識を身につけて疾患の治療、管理、予防をしましょう
兵庫県アレルギー疾患対策推進計画・医療体制・相談窓口・アレルギー性疾患のセルフケアその他・ヒアリに刺された場合の留意事項
兵庫県では、アレルギー疾患の状態に応じて適切な医療が受けられるよう、アレルギー疾患対策の充実・強化を進めることとしており、その一環として、令和2年度に兵庫県アレルギー疾患対策推進計画を策定しました。
(令和3年9月、軽微な修正をしています。)
兵庫県では、居住地域に関わらず、等しく医学的知見に基づく適切なアレルギー疾患に係る医療を受けることができるよう兵庫県アレルギー疾患医療拠点病院(4病院)及び兵庫県アレルギー疾患準拠点医療機関(21医療機関)を指定しました。
兵庫県アレルギー疾患医療拠点病院及び準拠点医療機関一覧(PDF:74KB)
平成29年7月28日付け健発0728第1号厚生労働省医健康局長通知(PDF:213KB)に基づき、兵庫県アレルギー疾患医療拠点病院に下記の4病院を指定しました。
【兵庫県アレルギー疾患医療拠点病院に求められる主な役割】
県内のアレルギー疾患医療の均てん化を推進するため、兵庫県アレルギー疾患準拠点医療機関に21医療機関を指定しました。
【兵庫県アレルギー疾患準拠点医療機関の役割】
兵庫県アレルギー疾患医療拠点病院及び準拠点医療機関一覧(PDF:74KB)
兵庫県では、アレルギー疾患に関する診療ネットワークの構築、県民並びに医療従事者に対する情報提供及び人材育成等について、アレルギー疾患対策関係者から広く意見を求めることを目的として、兵庫県アレルギー疾患医療連絡協議会を設置しています。詳しくは「兵庫県アレルギー疾患医療連絡協議会について」をご参照ください。
兵庫県では、アレルギー疾患の重症化の予防には平時からの自己管理が重要であるとし、アレルギー疾患に関する適切な情報提供に取り組んでいます。令和6年度もアレルギー患者や家族に対する講習会として、ひょうご食物アレルギーの会「オリーブ」(外部サイトへリンク)と共催((公財)日本アレルギー協会関西支部後援)で小児食物アレルギー講習会を実施します。
<令和6年度第1回開催>
日時:2024年11月23日(土曜日/祝日)13時~14時30分(受付12時45分~)
場所:明石医療センター南館7階多目的ホール(明石市大久保町八木743-33)敷地内有料駐車場有
対象:小児の食物アレルギーに関心のある方
参加費:無料
定員:40名(先着順、お子様連れ可、キッズコーナー有)
お問い合わせ先:ひょうご食物アレルギーの会「オリーブ」shoku.alle.olive@gmail.com
お申込み:申込フォーム(外部サイトへリンク)からお申込みください。
※定員に達したため、受付を終了しました。キャンセル待ちのみ受付しております。
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、鼻アレルギー、食物アレルギーについて、標準となる治療ガイドラインが示されています。
アレルギーに関するお問い合わせや相談は、最寄りの県健康福祉事務所(保健所)、神戸市・姫路市・尼崎市・西宮市・明石市の担当部署で行っています。
また、学校、保育所等におけるアレルギー疾患に関する相談は、兵庫県アレルギー疾患医療拠点病院に委託し、医学的見地による助言・支援を実施しています。詳しくは「アレルギー疾患相談事業について」をご覧ください。学校教職員からの相談を対象とします。児童・生徒本人や保護者からの直接の相談は受け付けられませんのでご了承ください。
アレルギー性疾患の治療は、セルフケア(自己管理)とメディカルケア(医療機関での治療)の両者が重要です。
兵庫県では、花粉の飛散データの調査・解析、飛散状況と飛散予測の情報提供などを行っています。
マスクを着用するときは下記の着用法を必ず守りましょう
避難所では通常時に比べ著しく制限された環境となるため、アレルギー疾患を有する場合、特段の配慮が必要となります。
避難所でのアレルギー疾患への対応について、日本小児アレルギー学会がパンフレット等を作成していますのでご活用ください。
ヒアリに刺された場合、毒に含まれる成分に対してアレルギー反応を引き起こす例があります。
刺された直後20~30分程度は安静にし、体調に変化がないか注意してください。
軽度の場合は、刺された部分の痛みやかゆみ、じんましん等の症状が現れます。
息苦しさ、声がれ、激しい動悸やめまい等、容態が急変した場合は、急いで最寄りの医療機関を受診してください。受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応)の可能性があること」を伝えてください。
日本アレルギー協会では、平成6年度より「アレルギー週間」を設け、アレルギー疾患に対する一般の方々や医療従事者等の理解と啓発に努めています。
今年度も「アレルギー週間」の行事の一環として、下記のとおり市民公開講座が開催されますので、お知らせします。
(公財)日本アレルギー協会関西支部特設ページ(外部サイトへリンク)
開催チラシ第30回「アレルギー週間」市民公開講座(PDF:843KB)
兵庫県小児科医会、大塚製薬株式会社が共催の「小児アレルギー連携セミナーin兵庫」が下記のとおり開催されます。
詳細については、下記チラシもあわせてご覧ください。
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