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更新日:2026年2月6日

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創設当時のフランスルネサンス様式で復元された兵庫県公館

物語3

元兵庫県営繕課長の増田繁治氏が2010年に作成した資料「兵庫県公館の建設概要」によると「外観は創建当時の姿に復元し、内部は全面的に改修する」と記されており、旧南庁舎から迎賓館への改築時のルネサンス調の復元に向けた取組を知ることができます。

1 復興に向けた調査

兵庫県営繕課では、まず、本庁舎周辺整備担当職員が山口半六氏の設計した建物や、明治30年代から40年代に建てられた建物の調査に入りました。

山口半六氏が設計した旧第四高等中学校(現石川四高記念文化交流館:金沢市)、旧第五高等中学校(熊本大学五高記念館:熊本市)や迎賓館赤坂離宮、また、第4代兵庫県庁舎を参考に建設された京都府旧庁舎、山口半六氏から第4代兵庫県庁舎の建設を引き継いだ兵庫県技師の秋山金徳氏が設計した旧神戸市役所の調査が行われています。

2 外観は創建当時の姿に復元、内部は全面的に改装

保存・修復の基本的な考え方は、外観は創建当時の姿に近い形で復元し、内部は全面的に改修することでした。この方針により、外部に関しては、外壁面の完全保存、南側正面のマンサード屋根の丸屋根への復元と北面の台形屋根の保存、大会議場と屋上庭園の新設(かつての中庭部分)、天然スレート材による「うろこ葺き」の屋根及び戦災で焼失した門衛所の復元、別棟の茶室「楠園亭」の新設が行われました。

旧南庁舎の南玄関の台形屋根

兵庫県公館の南玄関の丸屋根

3 フランスルネサンス様式の迎賓館に

施設の用途が変わっても、全体的な雰囲気は出来るだけ明治を感じさせるものにすることが、再生工事の大前提でした。階段の手摺や腰壁の羽目板などの造作から家具調度品、照明器具、カーテンに至るまで、すべてフランスルネサンス調で仕上げるという徹底ぶりでした。

階段等の手摺と手摺子

第一会議室

 

4 ルネサンス様式の半円アーチ型で統一

山口半六氏は、ルネサンス様式の半円アーチ型を、旧第四高等中学校、旧第五高等中学校の玄関、窓、通路などに統一的に使用しており、柔らかい雰囲気を感じることができます。

かつて第4代兵庫県庁舎においても、玄関や外壁に半円アーチ型が統一的に使用されていたことから、迎賓館への改築にあたっては、内部の通路などに半円アーチ型が使われました。

半円アーチ型の入り口と窓

半円アーチ型の廊下

 

 

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