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「兵庫テロワール旅」第2弾の西播磨編は市域の約9割が森林という宍粟市へ。元地域おこし協力隊で京都市から移住した加藤智子さん、地元の山陽盃酒造株式会社次期7代目蔵元の壺阪雄一さんと西播磨の豊かな味覚を堪能した後は、湖でカヌー体験。音水湖でカヌーに魅せられ、Uターンしてインストラクターを務める北川博章さんにお話を伺いました。
くるみの里キャンプ場で、加藤さん(右)、壺阪さん(中央)とアウトドアクッキングを楽しみました。
齋藤知事
川遊びや森林浴も楽しめ、広々とした芝生が気持ちのいいキャンプ場ですね。ここで西播磨の味覚をふんだんに使ったそうめん炒めを作ります。
壺阪さん
知事は普段から料理をされるのですか。
齋藤知事
休日に、子どもがお風呂に入っている間にしたりしますね。
加藤さん
料理をされるイメージがなかったです。
齋藤知事
兵庫県はおいしい食材が多いので料理をしたくなります。今回、西播磨の揖保乃糸と一緒に炒める野菜も地元の特産と聞きましたが。
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壺阪さん
そうです。私は地酒「三笑」と日本酒発祥の地とされる庭田神社で採取したこうじ菌を使った甘酒「にわの糀」を持ってきました。
加藤さん
私は、自分で捕って、さばいたシカ肉を持ってきました。
齋藤知事
素材から調味料までオール西播磨産のそうめん炒めができました。野菜が甘くて、それぞれの素材の味がしっかりします。シカ肉もあっさりとしておいしいです。
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シカ肉の焼肉 |
加藤さん
シカ肉は「山椒しょうゆ」に漬け込みました。意外と臭みは少なく、高たんぱく低カロリー。優れた素材なので、もっと皆さんに食べていただきたいです。
壺阪さん
お腹いっぱいになったところで、音水湖に行ってみてください。カヌーが楽しめますよ。
音水湖カヌークラブ 支配人 北川博章さん(左)と齋藤知事 |
TALK×LOCAL(対談内容)
齋藤知事
カヌーはいつ始めたのですか。
北川さん
小学生の時、音水湖で開かれた地元のカヌー体験教室に参加したことがきっかけです。
齋藤知事
高校3年生で出場した秋田国体で優勝、大学ではアジア大会2位と素晴らしい戦績です。
北川さん
選手として成長できたのも地域の支えがあったから。音水湖にコースを設置するなど、思い切りカヌーができる環境を整えてくださいました。
齋藤知事
全国大会が開催されたり、県外から人が訪れたりと、今やカヌーを楽しめるスポットとして知られていますね。
北川さん
音水湖は風が少なく波も穏やか。カヌーをこぐには最適の環境です。都会では味わえない自然の音を聞きながらカヌーを満喫できます。
齋藤知事
西播磨のテロワールの一つです。今後の抱負を聞かせてください。
北川さん
人々が日常的にカヌーを楽しむようになってほしいですね。そのためにも体験できる場づくりに努め、その魅力を伝えていきたいと考えています。
住むまちへの深い思いに感動しました 今回の旅で出会った3人は、地元で育ちUターンした人、県外から来て西播磨に魅了された人、そして地域の歴史文化を守り続ける人と、それぞれ立場は違いますが、一様に住むまちへの深い思いを持っていました。その思いに感激しましたし、とても頼もしく思いました。 |
くるみの里キャンプ場
【住所】宍粟市波賀町鹿伏175-10
【電話】0790-73-0348
くるみの里キャンプ場のホームページ(外部サイトへリンク)
音水湖カヌークラブ
【住所】宍粟市波賀町引原328-44
【電話】0790-73-0336
音水湖カヌークラブのホームページ(外部サイトへリンク)
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