更新日:2023年4月26日

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家事シェア体験/勇美家の場合

「家事分担を2週間逆転!大切なのは互いを思いやること」

結婚3年目を迎えた勇美貴洋さん(31)、彩佳さん(30)夫婦。ともに会社勤めですが、在宅勤務のある夫が料理や洗濯など家事全般をして、残業の多い妻が休みの日にできる家事をしています。兵庫県「家事シェアシート」で家事分担の見直しを体験してくれました。

家事シェアシートの中で「相手にやってほしい家事」を書いた時、彩佳さんが驚いたのは「洗濯しながら夫は音楽をかけて楽しそうで、洗濯が好きなのかと思ったら」。貴洋さんは「嫌いだから音楽で気分を上げていた(笑)。本当はやってほしい~」

シートで現在の家事分担をみると日々の家事は夫の方の負担が多く、もう少しシェアする必要があると感じました。また、実は感じているのに口に出さないこともあるかな……とわかりました。


そこで「2週間、家事分担を逆転!」することに。

冷蔵庫に家事シェアシートを貼り、交代内容を確認しながらの2週間でした。

最大のポイントは、ほぼ料理をしない妻が、料理をつくること。

貴洋さんは「何かあった時のために妻にもできるようになってほしい!」、彩佳さんは「将来、子どもができた時のことも考えて、効率よく作れるようになっておかなきゃね」

最初は料理をする妻の後ろで、そわそわ見たり、調味料の場所を指示したり。

彩佳さんは「段取りがよくないので、時間がすごくかかりました。でも、食べたいものを考えて、作るのは楽しかったです」
貴洋さんは「自分ばかり作ってることにちょっと不満があったけど、実際やってもらうと、料理を作ることはそんなに嫌じゃないかも」と気づいたそう。

 

食材の買い物も妻の彩佳さんがやりました。

「計画しておかないといけないとよくわかりました。夫が『遅くなる時は夜9時までに必ず連絡入れて』という気持ちを理解できました」「連絡がないのは忙しいんだろうなーと言わないこともあったけど、我が家のルールにすればお互いスッキリしますね」


また、以前から「食事を作らなかった方が洗い物をする」というルールがあったので、貴洋さんが洗い物を2週間してみたところ「妻が”水につけて”と繰り返し言っていた意味がよくわかりました(笑)」。

家事分担を交代することで「やっている人の気持ちや状況がすごくわかった」2人。

【勇美家の家事シェアポイント】

  1. 思ったことは口に出してシェア。
    家事をしている人の立場にたって考える
  2. お互いの予定を伝え合って
    家事シェアをスムーズにやろう

 

プラス 「やってみた!」

今回、勇美家では「料理代行サービス」の利用を体験。

「短時間で1週間分の料理がどんどん出来上がって、プロの技と段取りのよさにびっくり。普段の食材と調味料でこんなにいろいろな種類ができるのだなと驚きました」1週間作り置きをしてもらっただけで、忙しい時のストレスがかなり軽減。外部サービスはライフスタイルに合わせて上手に利用していきたいですね」

 

友人が家に遊びに来た際、冷蔵庫に張ってある家事シェアシートをみて「何これ?えー、これが仲良し夫婦の秘訣なの?」と言われましたと笑顔の2人。

「話し合う機会を作ってくれるのが家事シェアシート。これからも冷蔵庫に張ったシートを見て、振り返ったり、見直ししたりして、仲良く家事シェアをしていきたいです」と話してくれました。

 

お問い合わせ

部署名:県民生活部 男女青少年課

電話:078-362-3169

FAX:078-362-3891

Eメール:danjoseishounen@pref.hyogo.lg.jp