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更新日:2024年3月25日

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#5 掃除のプロが水回りの汚れをリセット
リフォームが遠のき、普段の掃除もラクに

「ゆる家事大作戦」を上手にすすめるコツは無理をしないこと。
何もかも自分でやらなくても、時には外部のサービスを頼ってもいいのです。
一ノ瀬さん(西宮市在住)は、高校2年生の双子を育てながら働くお母さん。
忙しくて普段の家事は「食べさせること」が最優先。掃除はパパッとしかできません。
秋から始めた自宅の大掛かりな模様替えの総仕上げとして、汚れが気になるけれど自分では手が行き届かない「水回りのお掃除サービス」をお願いすることにしました。




今回は「ひょうご子育て応援の店(外部サイトへリンク)の1つである「おそうじ革命神戸灘北通店」が取材に協力。担当は吉田祐大さんです。

一ノ瀬さんが依頼したお掃除は「水回り4点セット」
「キッチン」「レンジフード」「浴室」「トイレ+洗面台」です。
掃除箇所が多く、2日間に分けて実施することに決定しました。

1日目は「トイレ」「洗面台」。さあ、開始です。
「トイレ掃除は、毎朝サッと便器と床を拭く程度なんです」と一ノ瀬さん。

吉田さんがまず確認したのは換気扇でした。「トイレは見えるところだけでなく、換気扇やタンクの中も汚れています。換気扇に埃が溜まっていたり、タンクの中がカビていることもよくあるんですよ」。



換気扇、タンクの中など、分解できるところはすべて分解。便器のノズルの隙間など、細かい部分の汚れは細い棒やヘラなどを駆使して完全に落としていきます。便座を磨き上げる、その力強さにもびっくり。
「仕上がりの陶の白さが全然違います。トーンアップしたみたい。空間全体が明るい!」と一ノ瀬さん。
 

<Before>

<After>


トイレは、便器や便座だけでなく壁やドアについた手垢などの汚れも丁寧に落としていくため、空間全体の清潔感がアップ。

「タンクの中まで汚れているとは予想外でした。オプションでお願いしましたが、見えない所にも汚れは溜まっているんですね」


 

次は、洗面台です。

「洗面台で気になるのは、洗面ボウルについた化粧品の汚れ。市販の洗剤を使っても取れない。蛇口と鏡の水垢汚れも気になります」(一ノ瀬さん)
「汚れは正直、取れるものと取れないものがありますが、ベストを尽くします」(吉田さん)

随分前に落としたファンデーションと思われる汚れに苦戦しながらも、最終的には1点の染みもない真っ白な洗面ボウルが蘇りました。蛇口も見ての通り、ピカピカに輝いています。
 

<Before>

<After>


「新品になったみたい。すごいですね」と一ノ瀬さん。「その変化を喜んでもらえるのが一番のやりがいです(笑)」と吉田さん。



2日目は「レンジフード」「キッチン」「浴室」です。

まずはレンジフードから。
「レンジフードは仕組みがわからないので、普段、分解して掃除することはありません。3年前にプロにお掃除を頼んだきりで『パンドラの箱状態』」(一ノ瀬さん)

レンジフードは、天板、中のフィルター、ファンのドラムと、掃除は大掛かりです。
高校生の息子さん2人の夕食やお弁当で毎日のように揚げ物を作るという一ノ瀬家のレンジフードは、開けてみると天板の裏やフィルターに油がびっしり。

 

<Before>

天板

フィルター

ファンドラム

 

吉田さんは一つひとつ丁寧に掃除していきます。
 

<清掃中>

天板

フィルター

ファンドラム

 

「これは自分では絶対無理ですね。どれくらいの頻度でお願いするのが理想ですか」(一ノ瀬さん)
「年に1回で十分だと思います。レンジフードは分解が難しいものも多く、自分で外して壊してしまったという声もよく聞きます。また、ファンのドラム部分を触ると手をケガすることもあるので頼んでいただいた方が安心かも知れません」(吉田さん)

 

<After>

 

キッチンの気になるポイントは、コンロの焦げつきです。「鍋でご飯を炊くからか、吹きこぼれが焦げついて自分では取れなくなってしまって」
シールをはがすヘラや細い棒など、いろんな道具を使って汚れを削ぎ落としていきます。汚れが落ちただけでなく、ガラストップが新品のようにピカピカに!
 

<Before>

<清掃中>

<After>

 

最後は浴室です。

浴室はカビ取りはもちろん、ドアの隙間の手の届かないところに入り込んだゴミや埃、排水溝の中まで、きれいにしていきます。浴槽のカビもすっきり取れて、バスタブもツルツルに。


長年つけっぱなしになっていたエアコンフィルターは、洗うと新品のようになりました。「洗濯物を干す時に浴室乾燥をよく使っていますが、これからもっと乾きが早くなるかも」
 

<Before>

<After>

 

すべてのお掃除を終え、「新築に戻ったみたい!」と喜ぶ一ノ瀬さん。



「時間を作って自分で大掃除すべきか随分迷ったのですが、思い切ってプロにお願いしてよかったです。自分ではここまできれいにできませんでした。築10年でそろそろ水回りはリフォームかなと思っていましたが、あと10年はこのままいけそう。節約できて得した気分です。今後は、水回りだけでも年に1度プロに任せると、普段の掃除がもっとラクにできそうですね」(一ノ瀬さん)


 

【編集部から】家庭でプロにお掃除サービスを依頼する時は、留守にせず、在宅する必要があります。その間、依頼者は、家の別の場所を片付けたり、掃除されたり、家事をしている人が多いそう。業者を選ぶ時に確認したいのは、保険加入業者であること。「レンジフードの清掃を頼んだら異音がするようになった」など。万一、清掃作業で何かを破損した時などに安心です。

 

【今回取材に協力いただいた企業】
『おそうじ革命神戸灘北通店』
最近は、忙しい子育て世代や高齢者からのお掃除の依頼が増えているそう。「ひょうご子育て応援の店」を見たと依頼すると清掃料金が5%割引に。妊娠中の人からの依頼は「マタニティー割」で10%割引になります。
おそうじ革命神戸灘北通店HP:https://www.osoujikakumei.jp/kobe_nadakitadori/


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