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豊かさを実感できる生活環境づくり、浸水のない安全で安心なまちづくり及び健全な水循環・良好な水環境の創造をめざして、下水道整備を計画的に推進します。
また、下水道普及率の向上に伴い、下水道施設のストックが増大するとともに、老朽化が進んでいる施設に対し、持続的発展が可能な循環型社会を形成していくため、下水道施設の適切な維持管理による安定的かつ効率的な事業展開を図っていくとともに、計画的な老朽化対策や下水道施設の耐震化等の取組を推進します。
兵庫県では、瀬戸内海側の人口・産業が集積した阪神・播磨地域は広域的に下水道整備を行うことが効率的かつ経済的な区域であるため、特に水質保全が必要な重要水域である猪名川、武庫川(上流、下流)、加古川(上流、下流)及び揖保川の4流域6処理区で、昭和41年度以降、17市4町を対象として流域下水道事業を推進しています。
災害に強い下水道施設を目指し、津波対策・耐震強化を図ります。
従来から実施している日常点検や定期点検を拡充するなどし、機器の健全度を把握しながら、適時適切な改築・更新等を行い、ライフサイクルコストの最小化に向けたコスト縮減や予算平準化等の取組を進めます。
包括的民間委託を導入し、適正な維持管理を確保したうえで、コストの縮減を図ります。
処理水、汚泥、廃熱など資源・エネルギーや処理場、ポンプ場の空間を有効利用するための調査・研究を引き続き実施します。
市町が実施する公共下水道事業は、現在までに県下29市12町全てにおいて供用済みとなっており、引き続き、交付金事業としての採択及び執行並びに完成後の管理等について、技術的・事務的な支援及び助言を行い、更なる整備と維持管理の適正化を促進します。
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