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ひょうご農林水産ビジョン2030のめざす姿「御食国(みけつくに)ひょうご 令和の挑戦~都市近郊の立地を活かした農林水産業の基幹産業化と五国の持続的発展」と、SDGsの「持続可能な開発目標」は、農林水産業・農山漁村を含め「持続可能な地域づくり」をめざす観点で合致しており、また、それぞれは2030年を目標年に定めている点でも共通しています。
本県の農林水産施策をSDGsで定められた17の目標に照らし合わせると、直接結びつきの深いものや、幅広い視点において関連性が浮彫りになるものなど、多くの施策がSDGsと繋がっています。
本県では、「ひょうご農林水産ビジョン2030」のめざす姿の実現に向け、各般の施策を推進していきます。
農林水産業は、食料の安定供給のみならず、生物多様性の保全、美しい景観の創出、水源かん養、土砂災害防止など、社会生活を多面的に支えています。
SDGsの17の目標において、「14 海の豊かさを守ろう」、「15 陸の豊かさも守ろう」等が属する生物圏(環境)の階層は、他の土台となる重要なものとされており、これを利用して行う農林水産業は、SDGs取組達成の観点からも重要な役割を持っています。
以上のことから、農林漁業者に対してSDGsの意義の理解促進や取組の実践拡大、取組の見える化による普及啓発を進めて県内外に広く発信することで、SDGs達成に向けた取組の機運を醸成し、これを本県農林水産業・農山漁村の持続的な発展に結びつけていく必要があります。
そこで本県では、以下4つのステップでひょうご農林水産ビジョン2030✕SDGs推進プロジェクトを展開しています。その取組内容を本ページでご紹介します。
令和6年3月、SDGs達成に向けた農林漁業者・食関連事業者の取組を取材し、SDGs事例集(こちらをクリック)を作成しました!
日時:令和5年10月25日(水曜日)13時30分から16時
場所:兵庫県民会館(10階・福)※対面・オンライン併用
講演テーマ:SDGsとブランディングの関係、SDGs連携によるプロジェクトの進め方等
講師:株式会社エススリーブランディング代表取締役・川田勝也氏
対象者:農林漁業者・団体、食品関連事業者、行政職員等
参加者:78名
掲載事業者名 | 業種 | 所在地 | 取組 |
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農事組合法人アイガモの谷口 | 農業 | 新温泉町 | アイガモ農法、自社生産の飼料用米を給餌したアイガモの鴨肉加工等、自然循環型農業 |
株式会社グリーンファーム揖西 | 農業 | たつの市 | 地元企業の醤油の諸味粕(もろみかす)堆肥を用いた小麦、大豆等の栽培 |
NPO法人バイオマス丹波篠山 | 林業 | 丹波篠山市 | 間伐材を用いた割り箸の製造工程において発生する「おが粉」を、固形燃料「木質ペレット」に活用 |
明石浦漁業協同組合 | 漁業 | 明石市 | 海底に溜まった栄養塩を耕す「海底耕耘(こううん)」や、海を守る資源保護活動 |
株式会社神戸酒心館 | 酒造・飲食業等 | 神戸市 | 日本酒の醸造工程におけるカーボンゼロ達成 |
令和6年度の募集開始に向け、現在準備中です。詳細は後日掲載いたします。
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