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実施日時:平成29年11月13日(月曜日) 13時30分~17時00分
実施人数:幼稚園教諭等役20名
まず、オープニングの後、アイスブレイクとして、班ごとに自己紹介を行ったあと、清風幼稚園の園長先生による、清風幼稚園の年間の取組について説明がありました。
アイスブレイク
清風幼稚園の取組紹介
第1部では、「都会の園庭でもできる野遊び体験」を幼稚園や保育園、認定こども園の先生自らが体験しました!
イネ科の細長い葉やタンポポの茎、ツバキの葉を丸めて作る草笛をつくり、鳴らしてみました。
ノビルは葉を試しにかじってみると、ネギみたいな味がします!おいしいと喜ぶ子どももいるそうです。また、ノビルは土から掘り出すと、球根の部分が玉ねぎに似ていました。調理すれば、食べられるそうです。
ケヤキの木は、幹の木がはがれやすく、昔の子どもたちは皮をめくって遊んでいたそうです。また、幹のもようを人の顔にみたてて遊んでいたそうです。
最後にハンテンボクの木でリュックサックを作ったり、ネコジャラシ(エノコグサ)を手の中で毛虫のように動かしたりする遊びを紹介していただきました。
まとめのお話で、山崎先生は、「昔は子ども同士で自然の中でで遊んでおり、ガキ大将が自然の中での遊びを小さな子どもたちに伝えていたが、今は、子どもの遊びはゲームが主流になり、ガキ大将がいなくなってしまった。今では幼児教育の先生がガキ大将になり、子どもたちに身近な自然でできる遊びを伝承していってほしい」と仰っていました。
第2部からは、「子どもと楽しめる冬野菜クッキング」として、冬野菜のピクルスと味噌ポタージュ、シンプルな蒸し野菜づくりをしました。第1部の休憩時間に会場園の清風幼稚園で栽培していたラディッシュを収穫し、クッキングに使わせていただきました。
まず、講師の明石先生から作り方について説明がありました。
ニンジンやゴボウ等は、皮の裏に栄養素がつまっているため、皮を全てむいてしまうのではなく、スプーンで皮をこそげ落とすだけにすることだそうです。また、ブロッコリーは、茎の部分も捨てずに使用しました。
冬野菜は、ビタミンが豊富で、寒い時期に冬野菜をとることで、風邪の予防になるので、季節にあった食材を食べることが大切だそうです。
早速、手分けして調理しました。
完成品がこちらです。参加者全員でおいしくいただきました。
まとめのお話で、明石先生は、「子どもたちがもし嫌いな食べ物を食べようとしなかったら、なぜ嫌いなのか、子どもに聞いてほしい。もしピーマンの苦みが嫌いだったり、玉ねぎの辛さが苦手だったら、焼いて調理するのではなく、じっくり煮込んで調理することで、甘みが増すため、嫌いな子も食べられるようになる。」と仰っていました。
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