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兵庫県は、豊富な地域資源に恵まれ、豊かな里山や里海が広がっています。こうした地域資源を持続可能なものとして保全・再生し、上手に人間と共生していくためには、Z世代をはじめとする次世代を担う若者が、「地域循環共生圏」を構築する視点のもと、自ら主体的に考え行動していくことが重要です。
本年5月から、県では県の里山・里海の持つ地域資源を活かし、その持続可能な保全・創出につなげるため、一般社団法人Re-Generation (外部サイトへリンク)運営の元、次世代を担うZ世代を中心とした「環境リーダー育成プログラム(以下「育成プログラム」という。)」を実施しています。
本プログラムの成果は、9月27日の「ひょうご里山・里海国際フォーラム」内のプログラム『ひょうごZ世代里山・環境リーダーからの提言(以下「リーダーからの提言」という。)』で発表し、国内外に発信することとしています。その革新的な発表内容に対して、現場感及び専門的な政策立案者からの目線からのご意見等をいただくことで、育成プログラム参加者に提言内容をブラッシュアップさせる機会を設けることを目的としています。
日時:令和7年9月27日(土曜日)10時30分~12時
会場:兵庫県立兵庫津ミュージアム(兵庫県神戸市兵庫区中之島2丁目2-1)ダイナミックシアター
参加費:無料
内容:本プログラム参加者による「環境リーダーからの提言」、パネルディスカッション
主催:兵庫県、公益財団法人 ひょうご環境創造協会、公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)、アジア太平洋地球変動研究ネットワーク(APN)、公益財団法人国際エメックスセンター、ひょうご持続可能地域づくり機構(HsO)、ひょうご環境保全連絡会
開催結果(外部サイトへリンク)もご覧ください。
本プログラム参加者15名は4チームに分かれ、提言発表を行いました。
パネルディスカッションでは、有識者の方々に登壇いただき提言実現に向けたご意見や、里山・里海と関わりながら仕事を行う上で感じる課題感についてお話いただきました。
詳しくはこちらのページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)もご覧ください。
【当日プログラム】
【チーム・発表テーマ】
| チーム名 | 発表テーマ | |
|---|---|---|
| 1班 | ひみつの言葉 | ~部活の地域移行をチャンスに変える!~ ひょうごみんなの里山里海部 |
| 2班 | 青海界隈 | ~ひょうごの海で、ひょうごを知る~ ひょうごまるごと水族館計画 |
| 3班 | ベリッシモ兵庫 | ~里山×Chill(チル)~ 里山NEOチル体験でZ世代のストレスを解消 |
| 4班 | 山の民 | ~自然の中で、自然体で恋愛する~ シゼンアイ |
【パネルディスカッション】
一般社団法人Re-Generation 代表理事 右近 宣人
公益財団法人地球環境戦略研究機関 関西研究センター所長代理 小嶋 公史氏
環境省近畿地方環境事務所 環境対策課 里海づくり専門官 蝦名 裕一郎氏
兵庫県環境部長 福山 雅章氏
その他本プログラム参加者より4名

神戸市内で実施し、ひょうごの里山・里海について理解を深めながら、持続可能な保全に向けた里山・里海の新しいあり方について、考察・検討を行いました。
里山として北摂、里海として須磨海岸を訪れ、地域での取組や活動している方々との意見交換などを通じて地域の魅力を五感で感じるとともに、直面している課題や問題点についてZ世代の視点で探りました。
5月10日(土曜日)、6月28日(土曜日)、8月9日(土曜日)にワークショップを開催しました。参加者は4つのチームに分かれ、テーマ決めを行い、本番に向けてディスカッションを重ね準備を進めました。
<ワークショップの様子>

5月18日(日曜日)、須磨海岸にてビーチクリーンや海底耕うんの体験を行った後、「須磨里海の会」会長である吉田様より里海におけるこれまでの取組についてお話しいただきました。そのあとは質疑応答の時間を設け、参加者は里海について学ぶことができました。
<里海フィールドワークの様子>

5月31日(土曜日)、「日本一の北摂・里山フィールドパビリオン実行委員会」にご協力いただき、北摂地域の里山を巡るワークショップを開催しました。当日は6つのフィールドを巡り、北摂里山の現状を知り、そこで活動する方々との交流を通して里山について学ぶことができました。
<里山フィールドワークの様子>
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