ひょうご環境体験館
ひょうご環境体験館は、体験活動を通じて、地球温暖化をはじめとする環境問題について県民一人ひとりの意識の向上や県民による環境の保全と創造に関する活動を促進するための環境学習施設です。

ひょうご環境体験館の概要
ひょうご環境体験館の概要は、次のとおりです。
名称 ひょうご環境体験館(愛称 はりまエコハウス)
所在地 兵庫県佐用郡佐用町光都1丁目330-3(播磨科学公園都市)
開館 10時から17時まで
入館料 無料
休館日 月曜日(祝日の場合、翌日)、12月31日、1月1日
電話 0791-58-2065
FAX 0791-58-2069
ひょうご環境体験館のホームページ(外部サイトへリンク)

「ひょうゴン」は、ひょうご環境体験館の魅力を広くPRするマスコットとして誕生しました。
また、県民の皆様にも、各種印刷物等でデザインを使用していただけます。
ひょうご環境体験館のリニューアル
「ひょうご環境体験館」は、次代を担う子ども達をはじめ、県民の環境意識を高め、行動変容につなげていく展示内容に刷新し、2021年3月24日にリニューアルオープンしました。
リニューアルチラシ(PDF:1,919KB)
主なリニューアル内容
展示グラフィック・模型の刷新
- 危機的な地球の状況に加え、県の先導的な環境創造の取組や五国の豊かさを伝える展示に刷新
- 館内動線を明確化し、体系的に学べる展示に刷新
【展示の流れ】
- 地球温暖化を知る
- 危機的な地球の状況を知る
- 世界規模で進む異常気象
- 日本で起きている災害、生態系への影響
- 兵庫県で起きている災害、海ごみ問題 等
- 発電・クリーン電力を学ぶ
- 化石燃料を使った発電のしくみ(体験装置)
- 再生可能エネルギーを利用した発電
- 水素社会について 等
- 兵庫の環境創造の取組を学び気づく
- 豊かで美しい瀬戸内海の再生
- 六甲山の再生
- エコライフを考える 等
- 五国の豊かな自然を知る
- 五国の恵み豊かな自然
- 千種川水系の自然(ジオラマ)・生物(標本)等

体験装置を活用した展示
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千種川水系の自然
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シアター映像機器・ソフトの刷新
地球環境の変化や現状を、最新のデータや身近な映像を交えるとともに、一般向け、児童生徒向け、幼児向けに合わせた内容に刷新
- 一般向け(データや事例を交え地球規模の危機を知る)
- 児童生徒向け(身近な行動から防ぐ地球規模の危機)
- 幼児向け(アカトンホ゛のアニメキャラクターによる環境学習)
中庭の赤トンボ模型の新設
屋根付き屋外施設の新設
屋外型の体験プログラムの拡充
地球工房の冷房設備、アクセス路の舗装も併せて整備

2mの巨大アカトンボ
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屋根付き屋外施設
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リニューアル1周年記念イベント
令和4年3月6日(日曜日)に、リニューアル1周年を記念したイベントを開催しました。
- 日時
令和4年3月6日 日曜日 13時30分から15時30分
- 場所
ひょうご環境体験館 シアタールーム
- 参加者
一般県民等 67名
- 内容
- (1)講演会「播磨の自然」 講師 熊谷 哲 氏(兵庫県立大学名誉教授)
様々な解釈が存在する「自然」について、今回は自然を「里山」という場に限定し、自然と人との共生の視点からご講演いただきました。
講演の中では、講師の熊谷氏ご自身が、子ども達の遊びを通した自然体験の場をつくることも目的に整備されている「里山ガーデン」について紹介していただき、地域の貴重な自然について学びを深めることができました。
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- (2)メダカのコタロー劇団ジビエマンパフォーマンスショー
「野生鳥獣の襲来、その時人間はどうする?」
鳥獣被害と狩猟、ジビエ利用の大切さを伝える迫力満点のステージショーを公演していただきました。
公演の最後には、野生鳥獣と人の共生を目指し、参加者みんなで「命をつなごう」と力強く宣言も行いました。
新しく生まれ変わった展示は地球の危機からはじまり、日本そして兵庫へ。大きな視点から身近に取り組めることまで環境破壊とエコロジーの取り組みについて、体系的に知り、学ぶことができます。