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県民局では「丹波2050地域ビジョン」で描く、年齢や性別に関わりなく全ての方が活躍する社会の実現に向けて、地域に関わりのある若者や女性の視点を取り入れながら、様々なプロジェクトを推進しています。
2月24日にそれらの1年間の活動のお披露目となる、発表会が開催されましたので覗かせていただきました。
Ⅰ 第4回 丹波篠山研究発表会
丹波地域で地域貢献活動を希望する学生などが、地域と連携して実施する自主的な地域貢献活動を支援することで、学生等の活力や知恵、経験等をまちづくりや地域活性化に活かす取組を推進しています。
今年度は8大学から10団体が丹波地域に入って農業ボランティアや各種イベント開催、SNSによる情報発信などに取り組んでいただき、第4回丹波篠山研究発表会の場で1年間の活動報告をされました。
ポスターセッションの様子
発表会の様子
特に関西大学の建築学科のグループの間伐竹を使ったバス停の改修の取り組みは、私も実際に現場も確認しましたが、無機質なバス停が地元産材で見事にお化粧され、宿場町・農村集落福住の町並みに溶け込んでいました。
福住バス停改修後
引き続き令和6年度も学生の柔軟な発想と物怖じしない挑戦や行動によって、丹波地域の活性化が図られることを期待しています。
Ⅱ 女性の活躍応援「女性の元気がまちを創る」発表交流会
丹波県民局では女性起業家 育成プログラムとして「女性のためのスキルアップセミナー」を7年前から開催しています。これまでに68名の方が受講され40名の方が実際に起業に至っています。
このプログラムの企画運営は男女共同参画社会の形成や子どもの健全育成に取り組まれているNPO法人 Tプラス・ファミリーサポートにお願いしており、特に子育て中の方にも受講しやすいように託児所を設けたり開催日時を配慮するなどきめ細かな気配りがされています。
この日は、今年度のセミナー受講生11名から1年間の取り組み、起業のアイデア・意気込みの発表がありました。7月のセミナー開始時はイメージだけが先行して具体的な計画がまとまっていなかった方も、数回のセミナーの受講と参加者同士の意見交換を通じて素晴らしい起業プランが出来上がったと講師の先生らから講評をいただきました。
起業プランを発表する受講生 成果発表交流会の様子
Tプラス・ファミリーサポートによる講評 コーディネーターによる講評
関西経済連合会職員による講評
来年度は “たんばスタートアップラボ(たんばStartup Lab)”を拡充する形で幅広く起業家を支援して参りたいと考えております。
限られた時間でしたが駆け足で若者の活躍、女性活躍の取り組みを確認させいただきました。
令和6年度もこれらの活動を暖かく見守っていただき、丹波の元気づくりにお力添え下さるようお願いします。
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