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9月を迎えました。秋の気配を感じるほど涼しくはないですが、朝夕の気温差が次第に大きくなってきます。
体調に気を付けながら過ごしていきたいところです。
今月は西播磨地域の医療に関する取り組みについてもご紹介します。
○フェニックス共済加入強化月間
南海トラフ地震臨時情報の発表(8月8日)や、台風などによる記録的短時間大雨情報など自然の猛威を知らせる情報が頻繁に発せられる今日。防災の備えは、日々の生活の中で欠かすことができないものとなっています。
「兵庫県住宅再建共済制度(フェニックス共済)」は、阪神淡路大震災の経験・教訓を踏まえ、全国で唯一兵庫県だけが創設している「助け合い」の制度です。
あらゆる自然災害を対象に、被災後の速やかな住宅再建を支援するため、年5,000円の掛金で最大600万円の給付が受けられます。
9月は加入強化月間として、新たに「10年一括申込応援キャンペーン」に取り組みます。
県内各地で出前受付などの様々な取り組みを集中的に実施します。
皆さんの目に触れる機会も多くなると思います。未加入の方はぜひご検討願います。
強化月間の取り組み詳細はこちら→発表資料リンク
○実践しよう!上手な医療のかかり方
小児救急医療電話相談窓口
(県民だより9月号より)
啓発動画作成風景
(上郡町及び相生市医師会・赤穂郡医師会との協働)
9月9日は「救急の日」です。
西播磨地域の限りある救急医療を適切に利用し、もしもの時も安心して医療が受けられ、みんなの医療が守られていくために、県民局では「上手な医療のかかり方」について啓発を行っています。
日頃から体調管理に努め、身近なところでかかりつけ医をつくると安心です。
また、できるだけ診療時間内の受診を心がけて頂き、持病のある人や体調の悪い人は、早めにかかりつけ医に相談・受診などのご協力をお願いします。
特に、小さなお子さんは、急な発熱や体調の変化が起こりやすいものです。お子さんの急病等で病院に行くか迷ったときは、かかりつけ医への相談のほか、小児救急医療電話相談窓口もご活用ください。
県民局では、「もしも」に備え、自分がどんな医療・ケアを受けたいか事前に信頼できる人と話をしておく「人生会議」を推進しています。10月からは西播磨の医師会及び市町と協力して「人生会議」啓発キャンペーンを予定していますので、よろしくお願いします。
○夏の思い出
昨年まで防災を担当していたせいか、8月前後の時期は台風発生ばかりが気になって、祭りに参加した記憶がありません。しかし今年は、県民局勤務となったこともあり、台風を気にしながらも、西播磨各地の夏祭りや花火大会に参加することができました。
地元の子供会が主催する盆踊りでは、あちこちで「お帰り」、「ただいま」という声が飛び交い、地元の人と地元を離れて暮らす人との再会が生まれていました。親とともに帰省した子供たちもたくさんいて、地元の子供たちと一緒に踊り、楽しんでいました。
“ふるさと”の記憶は、一人一人の心の中にこうして創られていくのかもしれません。
「元気な西播磨」の原点を教えてもらった夏の思い出です。
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