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3月になりました。
2月中は真冬らしい寒い日が多かった印象がありますが、これからは三寒四温で少しずつ暖かくなっていくのでしょうか。春に繋がっていく季節です。
さて、今月は県民局で取り組む“推し事業”の一つ、「西播磨ビジネスプランコンテスト」についてご紹介します。
この事業も、人やアイデアを“繋ぐ”仕掛けがあります。
令和6年12月21日(土曜日)に、県立先端科学技術支援センターで「西播磨ビジネスプランコンテスト」の決勝大会を開催しました。
このコンテストは、さまざまな地域課題を「ビジネス的手法」で解決すること、そして地域課題の解決に取り組む人材の発掘・育成を目指し、令和5年度から実施しているものです。第2回となる本年度は、ローカルベンチャー(一般)部門24件、学生アイデア部門16件、計40件ものバラエティー豊かなビジネスプランの応募がありました。
決勝大会では、14組のファイナリストによるプレゼンテーションが披露され、いずれも地元活性化への熱い思いが感じられるものでした。
決勝大会終了後には、応募者と、支援機関(商工団体・市町等)や金融機関、先輩起業家の皆さんとの出会いの場となる「ビジネスマッチング」を開催し、積極的な交流が行われました。この日の出会いをきっかけに交流が生まれ、支援機関と連携したプランの具体化や応募者同士によるコラボレートなど、大いに期待しているところです。
3年目を迎える来年度は、西播磨で起業を志す方々のネットワークづくりに一層取り組んでいきます。
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決勝大会の模様1
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決勝大会の模様2
令和6年度は、「元気西播磨」を掲げて、駆け続けた一年でした。
また、様々な分野で活躍されている地元愛に溢れる方々と交流させていただく中で、「元気」を頂いた一年でもありました。
令和7年度は、万博開催などエポックメイキングな年度です。
「不易流行」(いつまでも変化しない本質的なものを忘れず、新しく変化を重ねているものをも取り入れていく)という言葉があります。
ビジネスプランコンテストは、西播磨に関わりを持つ方々が年代を超えて一緒になり、「不易流行」の精神で新しい西播磨の姿を模索する取り組みなのかもしれません。
令和7年度は、これまで培ってきた大切なことを次代に繋ぎながら、新しい時代の波を捉える年度にしたいと思います。ご期待ください。
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