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令和3年4月に豊岡市で開学した芸術文化観光専門職大学のカリキュラムのひとつに、地域創生実習があります。この実習は、自治体での地域創生の取り組みについて体験、学習し、最終的には独自の考察を加えたレポートを作成してプレゼンテーションを行うという内容です。
中播磨県民センターには、2月に2週間の日程で2名の実習生が来られました。
実習生は『「銀の馬車道」の地域外からの誘客をめざしたアイデア創出』をテーマに、「銀の馬車道」に関する施設等の見学や、「銀の馬車道」の普及・啓発に関わるみなさんへのヒアリングや意見交換を行いました。
忙しい2週間だったかと思いますが、昼食にまねき食品で一緒に食べた姫路駅名物「えきそば」は、味もさることながら、実習にかかる思い出深い一品となったのではないかと思います。
最終日には、実習中に学んだことをもとに今後のPR・取組案を発表してもらいましたが、「銀の馬車道」と「小学校の自由研究」を掛け合わせることで、沿線地域に人を呼び込むという斬新なアイデアには驚かされました。今回いただいたアイデアをヒントに、より一層「銀の馬車道」を盛り上げることができるよう、中播磨県民センターとしても取り組んでいきます。
三の丸広場を中心とした姫路城周辺で、プロギング形式の姫路城清掃活動が実施されました。プロギングとは、スウェーデン語の「plocka upp(拾う)」と英語の「jogging(走る)」 を合わせた造語で、ジョギングをしながらゴミを拾い、環境保全と健康増進に寄与する SDGs フィットネスです。当日は118人の参加者が40分程度プロギングを行い、姫路城周辺を清掃しました。
兵庫県では、誰もが希望をもって生きることのできる社会を次の世代に届けるべく、企業や団体、教育機関、県民の皆様などとともにSDGsを推進しています。
中播磨県民センターでは、今回のプロギングのような資源循環型社会の意識醸成を図り、SDGsの啓発や意識向上につながる環境美化等のための取組みで、地域団体が他団体と協働して実施する事業等に対して「中播磨地域づくり活動応援事業」により支援しています。
今後ともプロギングをはじめとした、身近なところからSDGsを意識した活動を県民の皆様と一緒に取り組んでまいります。
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