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9月の3連休、敬老の日に「ロングライド150」というサイクリングイベントが淡路島で開催されました。
「アワイチ」と呼ばれている淡路島1周のコース、約150kmを走破するファンライド(タイムを競うレースではなく走ることを楽しむイベント)の大会で、申込みのあった1900人弱のうち当日の出走者は1721人。コロナ禍で代替イベント等に置き換わった3年間を経て、実に4年ぶりの開催でした。県民局も、島内3市、くにうみ協会を始めとする行政機関や団体、そしてスポーツニッポンと実行委員会をつくり、運営に参加しています。
17日の日曜日には、受付も兼ねた前夜祭が開かれました。自転車メーカや関連企業などがブース参加。滋賀県のビワイチ、佐渡島のサドイチのPRコーナーも設けられ、たくさんのサイクリストがブースの展示を見たり、担当者の話を熱心に聞いたりしていました。兵庫、淡路の名産品や企業提供品が当たるじゃんけん大会が開かれるなど、久しぶりのイベントを盛り上げる仕掛けもあり、会場は、9月とは思えない暑さにも負けない熱気に包まれていました。
18日当日も幸い天気は良かったのですが、相変わらずの暑さが続き、参加の皆さんも汗まみれでした。コース上に設けた4か所のエイドステーションなどで休憩をされていましたが、体調を崩された方などもあり、完走者は1574人となりました。それでも、海を見ながらの島一周には大きな達成感もあるようで、完走された方からは、気持ちよく走れたとか、また来たいという声も多く聞かれ、ほっとしました。
この大会では、市・県民局など関係機関の職員のほかに、ボランティアの皆さんにも参加いただいています。今回も2百人を超える方々に主に4か所のエイドステーションでの“おもてなし”をしてもらいました。過去の大会も含め、参加者の皆さんからは、このおもてなしがロングライド150の魅力の一つだとの評価もいただいています。また、開催に当たっては多くの企業の皆さんの協力も頂戴しています。ボランティアの皆さん、企業の皆さんには、この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。
これから秋本番、サイクリングにピッタリの気持ちの良い季節が続きます。今回参加されなかったサイクリストの皆さんも、是非「アワイチ」の魅力を味わいに、淡路島にお越しください。
令和5年10月2日
淡路県民局長 藤原 祥隆
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