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更新日:2025年11月28日

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令和7年11月県民局長メッセージ(淡路県民局 川井史彦)

11月に入り、急に冷え込みが強まり、秋が駆け足で過ぎていくように感じますね。
さて、10月13日に大阪・関西万博が終了しました。特に後半は大きな盛り上がりを見せ、国内外の多くの方に関西の魅力を知っていただく機会となったと思います。
こうした流れの中、淡路島では11月25日に、アフター万博・ポスト万博における淡路島の観光の方向性について検討する「淡路島観光会議」が開催されました。

淡路島観光会議で新戦略を議論

淡路島観光協会主催で行われた「淡路島観光会議」は、島の観光に関する大きな方針を議論する場として不定期に開催され、前回の令和4年には「AWAJI島博」の開催が議論されました。
今回は、アフター万博、さらに2030年の神戸空港国際定期便の就航を見据えた淡路島の観光の方向性について議論するため、洲本市出身の山田啓二京都産業大学理事長を座長に、松本正義関西経済連合会会長をはじめ、100名を超える島内の観光関係者の皆さんが参加されました。加えて、せとうち観光推進機構の真鍋精志会長を特別ゲストとしてお迎えしました。
会議では、淡路島観光の現状と課題を踏まえつつ、2030年に向けた新たな観光戦略の方向性について、多様な立場から様々なアイデアや意見が出され、活発な意見交換が行われました。

淡路島観光会議の様子

淡路島観光会議の様子

淡路島観光会議の資料はこちら(PDF:2,736KB)

「淡路島観光未来宣言」を発表

会議の最後には、議論の結果を、関西・瀬戸内の結節点である淡路島の特性を生かした「2軸戦略」を展開する「淡路島観光未来宣言」として取りまとめました。
内容は大きく次の3点です。
1つ目は、「瀬戸内エリアとの連携による、芸術・文化を活かした周遊促進」。
もう1つは、「関西との連携による、世界に誇る食のエリアを活かした『農・食・観光』の一体的振興」。
そして、それらを下支えするものとしての「淡路島観光MaaS※の推進」です。
※ Mobility as a Service(モビリティ・アズ・ア・サービス)いろいろな交通手段をまとめて、簡単に移動できるサービス

淡路島観光未来宣言

「淡路島観光未来宣言」を発表

「淡路島観光未来宣言」はこちら(PDF:137KB)

 

万博終了から1か月余りのこの時期に、次のステップに向けた方向性ついて議論ができたのは、市域を超えたDMO(観光地域づくり法人)である淡路島観光協会の存在、そして何より、観光に携わる皆さんの島の活性化を思う熱意のおかげです。
大きな戦略の方向性は定まりました。次のステップは、それを戦術レベルの施策に落とし込むこと。淡路島観光協会、島内3市、そして県民局がしっかりと連携して進めていきたいと思います。

秋晴れのなか、そんなことを思いながら、干し柿を干しました。

柿

これまでの局長メッセージ

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