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先月の終わりに、淡路島観光協会が開かれた観光キャンペーンに参加してきました。「淡路島冬のPRキャンペーン懇談会」と題されたこの行事は、これから出荷の最盛期を迎える「3年とらふぐ」をはじめとする淡路島の食の名産品の魅力を、出版社やテレビ・ラジオ、旅行会社などの皆さんにお伝えするものです。
当日PRされた、名産品の魅力を皆さんにもご紹介します。
「淡路島3年とらふぐ」は、南あわじ市の福良港で養殖されています。ふぐの中でも最高級とされるとらふぐの養殖は、およそ40年前から取り組まれていましたが、“3年”とらふぐは20年前からブランド化されました。
一般的に養殖のとらふぐは2年で出荷されますが、淡路島では3年かけて育てられます。その間、こだわった餌、徹底した健康管理などの養殖家の努力に、低い水温、流れの速い鳴門海峡近くという環境もあいまって、身が締まり、歯ごたえや濃厚な旨味が生み出されます。天然のふぐにも負けない美味しさがウリです。
とらふぐのほか、会場ではデザートバーとして淡路島のスイーツ各種が用意され、淡路島牛乳の展示、試食コーナーも設けられる中、地ビールや島内2つの造り酒屋さんの清酒も提供されて、大いにその魅力を味わっていただきました。
メインの食材である「淡路島3年とらふぐ」はもちろんですが、淡路島観光協会の木下会長が挨拶で「都内の外資系最高級ホテルのウエルカムドリンクに加えられている」と紹介された淡路島牛乳のブランド「匠」は、皆さんの関心を集めていました。
キャンペーンの会場では、70人を超えるマスコミや旅行関係の招待者に、島内の関係者も加わり、情報や意見交換をする中で、食を中心とした今後の淡路島の情報発信について、理解を深めていただけたのではないかと思います。私からも、是非各媒体で取り上げていただくようお願いしました。島外の皆さんに、さらに淡路島を知っていただく契機になることを期待しています。
私も相伴にあずかりましたが、どれも本当に美味しかったです。ネットで手に入るものもありますが、たくさん味わうためには、是非淡路島にお出かけください。
令和5年12月5日
淡路県民局長 藤原 祥隆
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