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年が明けて1月は、新春を祝う会にお呼びいただく機会が大変多くありました。中には、3年ぶりの開催という場合もあり、色々な社会活動が復活してきたことを実感します。
そういった集まりでは、ご挨拶を仰せつかることがあります。その際、できるだけコロナ感染防止対策についてお願いすることにしています。新春を祝う会での挨拶としては誠に無粋であると自覚しつつ、ウイズコロナ=社会経済活動との両立を図るためにも、必要なことだと感じているからです。
昨年9月末から、届出対象が限定され、それに伴って感染状況の発表方法も変わりました。それ自体は医療体制を維持するために必要なことだったのですが、特に身近な感染状況が島民の皆さんに伝わりづらくなったとも感じています。
今年の年明け一週間の島内新規陽性者数は、第7波のピーク時に匹敵する規模に達していました。幸い、その後は少し落ち着いてきていますが、全国的に死者数がこれまでに比べ高水準であることを見ると、数字に表れない陽性者も推測されます。軽症者が多いとは言え、職員の中で職場復帰後も息苦しさなどがしばらく続いているという者も少なくありません。
政府は、5月にはコロナ感染症の法令上の扱いを“第5類”(季節性インフルエンザと同等)にする方針です。公費負担やマスク着用の呼びかけ方など、詳細は検討中のようですが、インフルエンザも3年ぶりに流行しています。集い、語ることを楽しみつつ、ご自身やご家族のため、また医療体制を守るためにも、少なくとも春までは会話時のマスク着用、手指の消毒など基本的な感染防止対策を徹底し、感染を広げない心がけを改めてお願いします。
令和5年2月1日
淡路県民局長 藤原 祥隆
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