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真夏の暑さと梅雨の湿度が重なった不快な気候が続いています。皆さん体調を崩されていませんか?熱中症も心配される状況でもありますので、体調管理にご留意ください。
さて、新型コロナウイルス感染症の法令上の扱いが変わってもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。私事ですが、既に始まっている可能性も指摘されている第9の波に、早々に乗ってしまいました。皆さんに呼びかける立場上、気をつけてはいたのですが、ついに初感染です。
心当たりが無いことはないのですが、その衰えない感染力の強さと、身体上かなりの負担を生じる病気だということを改めて実感することになりました。県民局内でも最近数人の陽性者が出ていたこともあり、発熱したときには真っ先にコロナ感染症を疑い、手元の検査キットで陽性を確認しました。その後は、軽症であると自己評価し、高熱でほぼ寝たきりの2日間を含む数日間自宅療養をして、職場復帰しました。
私のように、医療機関を受診することなく済ませてしまう人が増えているだろうと思うと、数字に表れない感染が拡大しているかも、と若干の不安を覚えます。
感染してしまった私が言うのは、やや説得力に欠けるかも知れませんが、どうか皆さん、今までと同じように、「手洗い・消毒」「換気」「リスクの高い場面ではマスクを着用する」などの感染予防対策を継続してください。最近、街なかで咳をする人を時々見かけるようにもなりました。恐ろしい感染力の高さを鑑みると、“コロナ感染症ではない”との確証が無い状況では、咳やのどの痛み、発熱などの症状があるときには外出を控えていただくこと、特に飲食を伴う集まりには参加しないことが、とても大切な事だと考えます。感染症が再拡大して、医療が崩壊しないように、ひとり一人が心がけましょう。
令和5年7月3日
淡路県民局長 藤原 祥隆
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