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更新日:2022年10月24日

意見書 第128号

児童生徒用送迎バス等の置き去り防止に向けた対策を求める意見書

 令和3年7月、福岡県で認可保育所の送迎バス内に取り残された児童が死亡するという痛ましい事案が発生した。また、本年9月にも静岡県で同様の事案が発生している。児童生徒を送迎するスクールバスの運転手及び同乗する職員には、現状、安全研修等の義務がない。

 国においては、こどもの安全対策を強化するための安全管理マニュアルの整備、システムの普及、送迎バスの安全装置支援など、再発防止対策の策定が求められている。また、保育所の人員不足も深刻であり、再発防止策と併せて人員配置基準引き上げなどの根本的な対策も必要である。

 よって、国におかれては、下記事項について実現されるよう強く要望する。

1 児童生徒を送迎するバス等の安全管理については統一基準を作成し、運転手及び同乗する職員への安全研修などを義務付けること。また、送迎バスの安全装置設置に対する十分な支援を行うこと。

2 保育所の人員配置基準を引き上げること。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

令和4年10月24日

衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
内閣官房長官    様 
総務大臣
財務大臣
文部科学大臣
厚生労働大臣
こども政策担当大臣  

 

兵庫県議会議長 小西 隆紀

お問い合わせ

部署名:兵庫県議会事務局 調査課

電話:078-362-9404

FAX:078-362-9031

Eメール:Gikaitosho@pref.hyogo.lg.jp