平成29年11月局長メッセージ（阪神北県民局長　村上　元伸）

　皆さんこんにちは。超大型台風の接近など例年になく緊張が続いた10月もようやく過ぎました。各地で予定された秋のイベントも多く、関係者のご苦労も大きかったと思います。台風で怪我をしたり被害に遭われた方には、一日も早く落ち着きが戻りますようお祈りいたします。阪神北地域－ひょうご北摂－の秋もいよいよ終盤へと向かいます。すきっとした秋空の下、天候不順で不発気味のエネルギーを思い切り解放していきたいものです。
　さて、11月のトピックスは、「ひょうご北摂ライフ」の推進です。阪神北地域の人口も、平成25年1月をピークに減少しています。ニュータウン開発で急成長した地域も急速な高齢化の進展が予測されます。人口減少を抑制し地域の活力を維持していくことが大きな地域課題と言えます。一方で、この地域に住む人の多くは、高齢者や障害者にも暮らしやすい、子育てがしやすい、これからも住み続けたいと、阪神北の暮らしを高く評価しています。
　そこで県民局では、良好な住環境や豊かな自然、生活利便性などに恵まれたこの地域での魅力ある暮らし方を「ひょうご北摂ライフ」と名付けて発信し、子育て世代をはじめ、幅広い層の移住、定住を促進しています。今年度は、阪神北地域にある大学の協力を得て大学生によるメッセージを発信するほか、域外在住者を対象に住まいの体験バスツアーも実施しました。バスツアー参加者からは、「大阪へのアクセスを維持しながら生活の中でゆとりを確保して過ごせそう」、「子どもはこういった環境で育てたい」などの意見が寄せられています。今後、多くの人に、住み、働き、憩う街「ひょうご北摂」の魅力をたくさん知っていただきたいと思います。

阪神北県民局長　村上　元伸

阪神北県民局長メッセージ一覧

・阪神北県民局長メッセージ一覧

関連メニュー