平成29年10月局長メッセージ（阪神北県民局長　村上　元伸）

　皆さんこんにちは。衣替えの季節、阪神北地域-ひょうご北摂-も、川沿いの盆地や山間部では朝霧の立つ日も増えてきました。稲の黄金と彼岸花のコントラストが美しかった田園風景も、稲刈りを終えた寂しさと落ち着きを帯びています。日本一の里山と言われる北摂の里山一帯も、日増しに秋色を深めていくことでしょう。寒暖変化の大きなこの季節は、体調管理にも気をつけたいものです。
　さて、10月のトピックスは、HACCPです。？？？の方も多いと思いますが、これは“ハサップ”と読み、アメリカ航空宇宙局がアポロ計画の宇宙食の安全性を確保するために開発した食品の衛生管理方法だそうです。阪神北県民局では、学校、病院などの集団給食施設における食中毒防止や異物混入対策などを進め、食の安全安心を確保するため、HACCPの導入を提唱しています。新聞報道では、関東地方でO157による集団食中毒が発生するなど、徹底した衛生管理の重要性が改めて認識されています。県民局としても、できるだけ多くの施設への制度導入を支援し、子どもからお年寄りまで、誰もが安心して食生活を楽しめるよう地道に仕事を続けていきます。併せて、季節はグルメの秋、ひょうご北摂の美味しい食材をおなかいっぱいお楽しみ下さい。

阪神北県民局長　村上　元伸

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