平成30年3月局長メッセージ（阪神北県民局長　村上　元伸）

　皆さんこんにちは。3月、ようやく日差しに柔らかさを感じるようになりました。霞のかかる北摂里山のそこかしこで春が蠢き始めています。宝塚歌劇の有名なあの歌がつい口に出てきそうです。そして、いよいよ新名神高速道路も県内全線開通です。渋滞の緩和、緊急時の代替路など国土交通基盤の向上とともに、阪神北地域にとっては、新しい玄関が増え、特に北部地域への様々な流れが期待できます。宝塚の花のみち界隈を思わせるサービスエリアも話題になります。これを機に、地域の魅力づくりと発信に積極的に取り組み、交流から定住へ、そして地域の元気づくりへと繋げたいと思います。
　そんな取組の一つ、このたび、県民局でも「北摂里山-新発見-サイクルマップ」を作成しました。最近よく見かけるスポーツサイクル愛好家の皆さんに、是非、ひょうご北摂の魅力を楽しんでいただこうと、延長159km、獲得標高2,039mの上級者向けから29kmの初級者向けまで4つのモデルコースを提案しています。もう一つ、「阪神アグリ街道マイトリップコース」も選定しました。都市農業、都市近郊農業の強みを持つ阪神地域の食や農に関連するスポットを繋ぐ幸せな5つのコースを案内しています。里山歩きや街歩き、サイクリングにドライブにと、春待つ北摂をたっぷり楽しんでいただきたいと思います。
　平成29年度も残す3月のみ。今年度の締め括りに遺漏なきよう、しっかりと仕事をしながら、(1)良好な住環境を生かした“ひょうご北摂ライフ”の推進、(2)北摂の強みを生かした地域の元気づくり、(3)北摂里山博物館（地域まるごとミュージアム）構想の推進を柱とする30年度の県民局事業の準備を進めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

阪神北県民局長　村上　元伸

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