令和5年4月局長メッセージ（阪神北県民局長 宮口 美範）

このたび、阪神北県民局長に着任しました宮口です。

これまで、市町行財政に関する助言、芸術文化観光専門職大学の創設などに携わってきました。前職では、スタートアップや次世代産業の育成、企業誘致、中小企業や地場産業等の経営改善、成長力強化等に取り組んできました。微力ながら、阪神北地域の経済活性化、地域の皆様の暮らし満足度向上等に力を注いでまいります。

この5月、新型コロナ感染症は感染症法上の分類が季節性インフルエンザ並みの5類に移行します。4年目に入った感染防止対策は社会活動の正常化に向けて大きな転換点を迎えます。感染防止対策に留意しつつも、本格的に経済活動を再開し、コロナ禍前の日常生活を取り戻していかねばなりません。

今春の入社式、多くの企業は対面での式典を行っています。歓迎会や懇親会などのイベントも再開されつつあります。また、5類移行とともに現行の水際対策も終了し、多くの外国人観光客を迎え入れることになります。本年7月には県内自治体と観光事業者、JRグループや旅行会社が推進する大型観光キャンペーン“兵庫デスティネーションキャンペーン”が展開されます。

阪神北地域は、都市と自然が調和し、阪神間モダニズムにより醸成された文化の薫るすばらしい地域。北摂里山をフィールドに人と環境が共生する活動も活発に展開されています。ポストコロナに向け、地域の魅力を広く発信し、国内外から多くの人々を呼び込み、真のファンを増やしていく。そして、地域の価値をより高めていきたいと思います。

さらに、2025年の大阪・関西万博も見据えながら、地域の持続的な発展に向け、民間と行政、そして地域の皆様と一体となって阪神北地域の活力創出に取り組んでまいります。

阪神北県民局長 宮口 美範

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