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2025(令和7)年度予算「4つの柱」

1.誰も取り残さない 安全安心な兵庫

震災からの創造的復興の経験と教訓を生かし、誰もが住み慣れた地域で安全安心に暮らすことができるよう、取り組みを強化します。

防災・減災対策の強化

昨年の能登半島地震で浮き彫りとなったのは、孤立集落対策やトイレの確保をはじめとした避難所運営での課題でした。このため、トイレカーのモデル整備や耐震シェルターの設置支援などにより、兵庫の防災力を向上させます。

災害時にも清潔な水洗トイレを提供する防災トイレカー。©南あわじ市

耐震シェルターを設置した家屋を倒壊させ、性能を確認する実験風景。©(株)一条工務店

ひょうご不登校対策プロジェクト

不登校児童生徒への学習支援など個に応じた支援を実施するほか、需要が高まるフリースクールなど民間施設に通う不登校児童生徒の家庭に対して授業料等の補助を行う市町を支援します。

 

2.若者が輝く兵庫

兵庫の次の時代を担う若者が自らの可能性を広げ、生き生きと人生を歩める環境をつくるため、「若者・Z世代応援パッケージ」をさらに充実させます。

高等教育の負担軽減

兵庫の若者が、学費の不安なく安心して希望する教育を受けることができる仕組みづくりのため、県立大学について県内在住者の入学金・授業料を学部、大学院共に所得にかかわらず無償化します。


県立大学神戸商科キャンパス


県立大学姫路工学キャンパス

県立大学明石看護キャンパス

芸術文化観光専門職大学

教育環境の充実や教育投資の強化

県立学校において、ニーズの高い個人用ロッカーをはじめ備品の整備を進めるなど、質の高い教育環境を整えることで学校への愛着を形成し、シビックプライドを醸成します。

県立学校に設置予定の個人用ロッカー。

 

3.活力がわきあがる兵庫

2025年大阪・関西万博の開催や神戸空港の国際化を契機として兵庫の持つポテンシャルを最大限に生かし、活力を生み出します。

ひょうごフィールドパビリオンの展開

認定プログラム数260と充実した「ひょうごフィールドパビリオン」を国内外に積極的にPRし、万博終了後もさらなる地域活性化や観光交流人口の拡大に向けて、今後の在り方を検討します。

県内各地で行われている持続可能な取り組みの魅力を体験できるひょうごフィールドパビリオン。

 

持続可能な農林水産業の実現

有機農産物等の出口対策として量販店向けの出荷・流通モデルの構築や学校給食への供給拡大を支援します。また、営農活動や集落維持機能の低下に対応する「農村RMO(地域運営組織)」の創出・活動をサポートし、持続可能な農村地域づくりにつなげます。

有機農産物を使った給食を提供する伊丹市立西中学校。

 

4.県政運営基盤の構築

地域整備事業会計や分収造林事業は当面の債務の対応等に一定の道筋をつけ、将来的な事業等の収束に向けて取り組みます。

皆さんと新たな躍動が広がる兵庫へ

阪神・淡路大震災から30年。大阪・関西万博の開催、神戸空港の国際化など、私たちは時代の大きな転換点を迎えています。今こそ、創造的復興の経験と教訓を生かし、どこよりも安全安心で、夢や活力にあふれ、新たな躍動が広がる兵庫の実現を目指します。
このため、2025(令和7)年度予算は、「安全安心の確立」「挑戦する若者への応援」「新たな時代に向けた活力の創出」をキーワードに編成しました。
新たな躍動が広がる兵庫、次のステージへ。県民の皆さんと手を携えながら、新たな一歩を力強く踏み出します。

兵庫県知事 齋藤元彦

 

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お問い合わせ

部署名:総務部秘書広報室広報広聴課

電話:078-362-3019

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp