ここから本文です。

五国の現場から -SCENES OF GOKOKU-


県内各地で行っている県の主要施策の取り組みなどをクローズアップします


SCENE1
県内の匠に教わるものづくりの技

【 神戸国際展示場(神戸市中央区)】

多くのブースで職人の指導による体験が実施されました。

 

10月25日と26日の2日間、ものづくりの楽しさを紹介する「技能グランプリ&フェスタ2025」が開催され、親子連れを中心に約7,000人が来場しました。建具や左官、畳、日本調理など39の技能者団体や教育機関がブースを出展。子どもも大人も体験や実演を通して、暮らしを支える職人の技に触れました。

体験者・出展者の声

食彩細工に挑戦し、リンゴに模様を彫りました。刀を深く入れてしまい失敗したところもありましたが、作業は楽しかったです。将来は料理の道に進むのもいいかなと思いました。

河内乃の佳さん(小学6年生)

工作が大好きで3年生の時から毎年来ています。今年は初めてミニ畳を作りました。畳へりを折り曲げた時、きれいに角が出なくて職人さんに手伝ってもらいました。

町ジャン董さん(小学5年生)

長年、こてを使った壁塗り体験を実施しています。後継者不足に悩む業界にとって、このようなイベントはアピールの絶好の機会。一人でも多くの若者に興味を持ってもらいたいです。

三枝俊雄さん(兵庫県左官工業協同組合副理事長)

 

SCENE2
持続可能な取り組みを発信するフィールドパビリオンはこれからも

【 大阪・関西万博会場(大阪市此花区) 】

万博閉幕を2日後に控えた10月11日、関西パビリオン・兵庫県ゾーンで「ひょうごEXPOフィナーレ」を開催。「食」「サービス」「モノづくり」の3部に分かれ、県内の出展企業やひょうごフィールドパビリオンのプレーヤーが万博の成果などを語り合いました。モノづくりの部のプレーヤーとして登壇した、淡路島で土壁の製造・販売に携わる濵岡淳二さんは、島の地域資源である「土」の魅力を発信するミュージアムを開設。海外の設計事務所の目に留まり、ウズベキスタンパビリオンの内装を手がけることに。「フィールドパビリオンの取り組みを通して、さまざまな国や職種の人と出会えました。彼らに気付かされた新たな土の可能性を追求していきたい」と今後の意気込みを話しました。

軽妙な語り口で会場を沸かせた近畿壁材工業(株)代表取締役社長の濵岡さん。神戸北野ホテル総料理長の山口浩さん、(株)淡路島観光ホテル代表取締役の上村早苗さんもプレーヤーとして登壇しました。

3部とも立ち見客が出るほど盛況でした。

 

SCENE3
空港をより身近な存在にスペシャルイベントを開催

【 コウノトリ但馬空港(豊岡市) 】

空港で働く車などを見学後、通常は立ち入り禁止の滑走路を歩いてスケールの大きさを体感。

 

航空機や空港をより身近に感じ親しんでもらうため、各空港では9月20日の「空の日」を記念したイベントを開催しています。コウノトリ但馬空港では10月19日に開催。ヘリコプター遊覧体験や滑走路見学、フライトシミュレーター体験などこの日だけの特別な企画に、参加者たちは目を輝かせながら楽しんでいました。4月に国際チャーター便の運航が始まった神戸空港でも同日に開催され、多くの人でにぎわいました。

元機長の説明を受けながら操縦体験をした参加者からは「着陸の操作がとても難しかった」との声が。

空港に展示されている日本初の国産旅客機「YS-11」の内部も特別公開。

県内には3つの空港があり、それぞれの役割を担い公共交通を支えています。
▶大阪国際空港(伊丹空港)
:全国27都市とつながるネットワーク空港
▶神戸空港:海外5都市と国内11都市を結ぶ海上空港
▶コウノトリ但馬空港:但馬と京阪神地域を結び、防災拠点としても活躍する空港
県では関係団体と共に各空港の利用促進などに取り組んでいます。

 

お問い合わせ

部署名:総務部秘書広報室広報広聴課

電話:078-362-9023

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp