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更新日:2024年3月25日

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#6 家事はプロに頼ってOK、食事の作り置き依頼で忙しい日も安心、心に余裕が生まれます

「ゆる家事大作戦」6回目も前回の掃除編に続き、家事をアウトソーシングする方法です。今回は食事編。

夫婦で美容室を営み多忙な毎日を過ごす、今中千鶴さん(東灘区在住)が初体験。日常のお掃除、料理、買い物、洗濯、アイロン掛け等、家事全般の幅広いサポートを提供する企業「ベアーズ」の家事代行サービスから「料理のつくり置き」を「初回お試し」で体験します。

※感染対策のためマスクをして、消毒などを実施した上で取材、調理を行っています。撮影時に一部、マスクをはずしています



千鶴さんは小学2年の息子のため、野菜もしっかり摂れるごはんを意識し、手が空けばキッチンに立ち、副菜のストック作りをする日々。

「自分が仕事で遅いとき、夫でも簡単に支度できるメインの作り置きがあると助かる。普段自分が作らないような味付けの料理がうれしいなー」と、主菜を中心にリクエストしました。要望に応え、タイ料理が得意なベアーズのスタッフ・山田さんが本日の担当です。



写真は、山田さんの調理メモ。作り方はすべて頭に入っているので不要だそう。体験前に、メニューや味付けの希望、必要な食材は電話のやり取りで確認済みです。

買い出しの段階から依頼することもできます。今回は、できる限り時間内で料理を多く作ってほしいと、千鶴さんが食材・調味料を揃えておきました。



器具や常備している調味料をチェック。3時間で、「イエローカレー」「ガパオライス」などエスニックな7品を作ります。いよいよ調理スタートです!



次々と食材を刻み火にかけていく山田さんの鮮やかな手際に「すごい!」。生ものはどのまな板で切るか、ブロッコリーはふだんどこまで使うかなど、細かいポイントを確かめつつも、調理の手は止まることがありません。



「ご依頼者はご不在だったり、別室でテレワークという方がほとんどです。初回は綿密に話を伺い、そのご家族の好みや衛生面で気になる点などを把握します」と山田さん。毎回、交換日記のように依頼者とスタッフが記入して情報を共有する「サービスレポート」でお互いの希望やギモンを解決。契約すると週に1回などの定期訪問になります。



途中で味見をして、その家の味に合わせていきます。千鶴さんは笑顔でOKサイン。



すぐに食べられる料理から、衣をまぶした魚などそのまま冷凍できる下ごしらえ済みのものまで、あっという間に予定の献立ができ上がりました。

すると、「まだ時間があるので、他にも作りましょうか」と山田さん。「冷蔵庫にあるもので何か作って」という依頼が一番多く「薄味の和食で」といった要望をもとに、その場でメニューを組み立てるそう。



予定の7品に加え。全10品ができました。

山田さんが後片付けとキッチンの掃除を終えるころ、夫の丈博さん、息子の亮太くんが帰宅。

彩り豊かな料理が並ぶテーブルを見て「早く食べたいよ〜」と大はしゃぎの亮太くん。丈博さんは品数に驚きつつも、「初回お試しで、こんなふうに様子が見られると安心ですね」と感心しきり。



後日、どの料理もおいしかった!と、大満足の報告をくれた今中家。

千鶴さんは「私は、自分がやらないといけない……と考えてしまうタイプ。家事に時間が取れない時は、イライラしたり焦ったり。“こんなサービスがある”と知っているのと知らないのとでは、気持ちが大きく違ってくると思います。出産後や育児中のママ、高齢のご夫婦など助けがないと大変な方も、週に1回でも依頼できたら、身体はもちろん、気持ちの負担も減ると思いました」。





【編集部から】
家事代行サービスは聞いたことがあるけど、家に来てもらうのはちょっと勇気が・・・・・・と思っている人も多いかもしれません。徹底したヒアリングで要望に細やかに対応する〝お助けのプロ〟の手を借りる「ゆる家事大作戦」は、気持ちに余裕がある時に一度チャレンジしておくと、切羽詰まった時に、家族のピンチを救ってくれるかもしれません。

【今回取材に協力いただいた企業】
『ベアーズ』
今回は料理だけでしたが、利用者の希望に応じて、日常の掃除、料理、買い物、洗濯、アイロン掛け、片付け、ベッドメイク、布団干し、靴磨き、水やり、パーティー準備、郵便受け取り、役所手続などを、要望にあわせてオーダーメイドで提供。共働き世代や高齢者、在宅勤務の方など、暮らしのサポートに助けられている人が増えています。今回は、料理代行初回お試しプランです。
株式会社ベアーズHP:https://www.happy-bears.com/


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