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第1子を出産して育休中の畑さん(神戸市東灘区在住)が、オンラインの片付けサポートコミュニティで「お片付けの習慣化」を体験しました。
赤ちゃんの世話に忙しい毎日、コロナ禍で人が家に遊びに来ないこともあり、家の中に片付いていないエリアが増えてきたことが悩み。
一人で頑張れない時は、外に助けを求めるのが「ゆる家事」のコツです。
家事シェア研究家・三木智有さんが運営する「お片付けBoot Camp!(外部サイトへリンク)」に参加してみることにしました。
無料グループアプリBANDを使って「お片付けをする環境」に身を置くことで、参加している仲間と一緒に片付け習慣を身に着けようというオンラインコミュニティ型短期集中お片付けサポート。基本は週3回片付けて、片付け前と後の画像をBANDに投稿。お互いの成果や方法を共有し、応援コメントで、実行できる仕組みです。
赤ちゃんのいる畑さんは週1回、マイペースでチャレンジ。
1カ所目「赤ちゃん用チェスト」
最初に片付けたのは、赤ちゃんの洋服を入れているチェストの引き出し2つ分。
◆片付け前
生まれてから半年たつので、詰め込み放題でぐちゃぐちゃ。これを必要な物がすぐに取り出せるように、片付けたいと思っていました。
「今着るもの・まだ着ないものに分けてみようかなー」
いったん全部出して、整理して片づけてみると・・・
画像をクリックすると「お片付けBoot Camp!」を体験した様子をご覧いただけます。
30分ですっきり見やすく収納。「もう着ないもの」も分別できました。
「片付ける時間がないと思っていましたが、やってみると意外と時間はかからなかったです。オンラインメンバーの人たちも同じことを感じてみたいですね」
2ヵ所目「ガラス扉付きの本棚」
かわいいシートを貼って目隠しをしてみようと考えました。
◆片付け前
◆片付け後
「こんなやり方もあるんだね、と、オンラインでコメントをもらってうれしかったです!」
3カ所目「部屋の隅の棚スペース」
赤ちゃんを抱っこして、家の中をぐるぐる散歩するたびに「散らかってる!」と気になっていたそう。
◆片付け前
やってみたら・・・
◆片付け後
見違える結果に!
「投稿するために写真に撮ると、客観的に見られます。散らかっているところは、より一層ひどく見えます(笑)。片づけた後、きれいになった写真を撮ると、この状態を維持しようというモチベーションになります」
1カ月体験した後の感想は?
「人それぞれに、散らかっていると考えるレベルが大きく違うことに気づきました。
SNSなどで見る名人のお片付けとは違い、生活感丸出しではありますが、
片付けのコツは、モノを減らして収納しなおすことだとわかりました」
畑さんのチャレンジを見ていた夫も、机周りやキッチンを積極的に片付けるようになったそうです。
週1回でも「お片付けBoot Camp!」に投稿することで、ふとした瞬間に「今度はここを片付けようかな」という気持ちが自然に湧いてくるようになったそう。
「片付けられない理由は、時間がないのではなく、片付けようという気持ちが起きないことだとわかりました。モノも、家の中の空間も、家族が今一番いいように回していくことが大事なこともわかり、毎日元の状態に戻すためにどうしたらいいか考えるようになりました」
【編集部から】家事シェア研究家・三木智有さんが運営する「お片付けBoot Camp!」は、2021年2月にスタート。毎月20日~翌5日に新メンバーを募集しています。参加料は3カ月で5,500円(税込み)。詳しくは「お片付けBoot Camp!(外部サイトへリンク)」で。
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