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平成29年度の訓練は終了いたしました。
11月5日の「世界津波の日」関連の取り組みとして、南海トラフ地震の発生に備え、津波浸水想定区域内における避難に特化した訓練を実施し、県民等の防災意識の更なる高揚を図り、地域防災力の向上に資することを目的としています。
平成29年11月1日(水曜日)11時11分発災
南海トラフ地震*兵庫県における南海トラフ地震津波浸水想定図
南海トラフ地震による津波浸水想定区域内の決められた施設では、南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法によって円滑な避難の確保や防災訓練の実施などを記載した「南海トラフ地震防災対策計画」(または「南海トラフ地震防災規程」)の作成・提出が義務づけられています。該当市町は下記のとおりです。
(14市1町:神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、明石市、加古川市、高砂市、播磨町、姫路市、相生市、たつの市、赤穂市、洲本市、淡路市、南あわじ市)
南海トラフ地震防災対策計画を作成すべき者に係る区域の地名(PDF:306KB)
上記津波浸水想定区域を持つ14市1町に滞在している方に対して、緊急速報メール(エリアメール)を配信します。各携帯電話の緊急速報メール(エリアメール)に係る動作については、以下の各携帯電話会社のホームページをご参照ください。
なお、今回の訓練では、「地方公共団体が配信する災害・避難情報」を配信します。
「気象庁が配信する緊急地震速報」の配信はありません。
携帯会社名 |
ホームページ |
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NTTドコモ | 緊急速報「エリアメール」(外部サイトへリンク) |
KDDI | 緊急速報メール(外部サイトへリンク) |
ソフトバンク | 緊急速報メール(緊急地震速報+津波警報+特別警報+災害・避難情報)(外部サイトへリンク) |
ワイモバイル | 緊急速報メール(外部サイトへリンク) |
緊急速報メールの配信などの一斉広報により、平日の昼間における企業、学校等での具体的な行動を伴った津波からの避難訓練を行うこととしています。
津波からの避難は津波浸水想定区域の方々を対象としている内容ですが、区域外の訓練対象市町の方々へも緊急速報メール<エリアメール>は届きます。この機会にシェイクアウト訓練や住民安否確認訓練に各自取り組んでください。
以下のことを知ったうえで訓練当日を迎えましょう。
まずは、身の安全を守りましょう。(「3つの安全行動」=「まず低く!、頭を守り!、動かない!」)
強い揺れや弱くても長い揺れがあった場合には津波の発生があることを考えましょう。
津波の発生が想起される場合、津波警報等の情報を待たずに自らできうる限り迅速に高い場所への避難を開始しましょう。
大津波警報を見聞きしたら速やかに避難しましょう。
海岸保全施設等よりも海側にいる人は、津波注意報でも避難しましょう。
避難支援者等の負担軽減に繋がることから、津波到達までに時間の余裕があっても、早めに避難行動を開始しましょう。
津波は繰り返し襲ってくるので、警報・注意報が解除されるまで気をゆるめず、家に戻らないようにしましょう。
以下のことを意識して訓練に参加しましょう。
避難誘導や防潮門扉の閉鎖にかかる実際の時間経過を意識しましょう。
緊急速報メール、ひょうご防災ネット、防災無線、広報車等の伝達広報ツールを幅広く活用しましょう。
日々進歩している減災に有効なソフト対策等を実際に試しましょう。
家族等の安否確認のために津波の危険性がある地域へ戻ったり、その場に留まったりすることを減らすため、災害伝言ダイヤル等(災害伝言板、LINE、Twitterなど)を利用し、避難後の家族等の安否確認方法をあらかじめ決め、訓練当日に実際に連絡を行いましょう。
兵庫県、神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市、明石市、加古川市、高砂市、播磨町、姫路市、相生市、たつの市、赤穂市、洲本市、淡路市、南あわじ市
兵庫県、神戸市、阪神南(尼崎市、西宮市、芦屋市)、東播磨(明石市、加古川市、高砂市、播磨町)、中播磨(姫路市)、西播磨(相生市、たつの市、赤穂市)、淡路(洲本市、淡路市、南あわじ市)、自主防災組織、小中高等学校、企業、社会福祉施設等
津波一斉避難訓練について、広く住民に知っていただくとともに、日頃からの津波避難に対する意識啓発のため、テーマソング「走れタカダイ」を制作しています。
編曲:品川明子・あまゆーず
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