Iron Man,Iron Ladyの散歩道(鉄道を利用したモデルルート提案)西播磨~岡山編
西播磨~岡山編モデルルート
JR姫新線をひたすら乗り通す旅(PDF:268KB)
JR姫新線は、路線名が示すとおり、兵庫県の姫路駅から岡山県の新見駅を結ぶ158.1kmの路線で、現在は全線を直通する列車はありません。姫新線の乗り継ぎを楽しむ、約5時間のローカル線の旅。
姫路駅6時55分→播磨新宮駅7時29分(JR姫新線)
- 姫路駅からは、キハ122、127形で出発。この車両は、JRでは、姫路駅~佐用駅・上月駅間の姫新線でしか見られない車両です。
- 朝が早いですが、三ノ宮駅(5時36分発〔JR神戸線経由〕)に乗車し、西明石駅(6時27分発〔新幹線経由:ひかり591号〕)で乗り換えるとアクセスが可能です。
- 姫路駅の姫新線ホームへは、中間改札機を通りますので、切符の取り忘れにご注意下さい。
- 余部駅(7時05分発)を過ぎると、車窓右手に、キハ122、127形を整備する車両基地である、JR姫路鉄道部が見えてきます。
播磨新宮駅7時45分→佐用駅8時17分(JR姫新線)
- 播磨新宮駅では、3本全ての線路に列車が並ぶレアタイム。
- 三日月駅(8時05分発)を出発すると、車窓右手の山肌に「三日月」マークが見えます。
佐用駅8時32分→津山駅9時31分(JR姫新線)
- 佐用駅では、少し小型のキハ120形に乗り換えます。
- 車両内にステップのあるキハ120形と、ステップのないキハ122、127形では、ホームを東西で使い分けています。ホームの東西間は、見た目にも分からないくらいのスロープで繋がっており、同様の構造は次の上月駅にも見られます。
- 佐用駅は、智頭急行と接続する交通の要衝。ただし、双方の線路は、繋がっておらず、佐用駅の西側で立体交差します。
津山駅10時07分→新見駅11時50分(JR姫新線)
- 津山駅は、佐用駅と同じく、津山線と因美線が接続する交通の要衝。
- 津山駅からは、ディーゼル機関車など13両を展示した「津山まなびの鉄道館(外部サイトへリンク)」を車窓左手に見て出発します。「津山まなびの鉄道館」を見学される場合は、津山駅から徒歩約10分です。
- 中国勝山駅(10時58分発)は、土蔵や白壁、格子窓の古い街並みが残る「街並み保存地区」まで徒歩約15分。昭和の時代には、大阪駅から播磨新宮駅、津山駅を経由する急行「みまさか」や、広島駅から三次駅、新見駅を経由する急行「やまのゆ」が中国勝山駅に直通運行していました。
新見駅13時12分→岡山駅14時54分(JR伯備線・JR山陽本線)
岡山駅15時33分→姫路駅15時52分(のぞみ114号)
【番外編】新見駅からさらにローカル線を堪能したい方へのプラン(JR芸備線等)
- 新見駅13時02分→備後落合駅14時27分(JR芸備線)
新見駅からの備後落合駅行き列車は、上下各3便/日の運行ですが、新見駅で姫新線旅と接続します。
なお、東城駅(13時39分発)~備後落合駅間は、JR西日本の路線で最も平均通過人員が少ない区間(平成30年度:9人/日)(外部サイトへリンク)となっています。
備後落合駅からは、ひたすらJR芸備線を乗り通すなら、広島駅には17時34分に到着、3段式スイッチバックがあるJR木次線に乗り換えるなら、松江駅には18時03分に到着します。
いずれも、特急列車や新幹線を乗り継いで、姫路駅・新神戸駅への当日帰着が可能です。
ご案内の情報は、令和4年3月12日時点のものです。時刻は変更となる場合がありますので、詳しくは各時刻表等をご確認下さい。