生活交通バスの維持確保
自動車交通の普及や過疎化、少子高齢化の進行等により、路線バスの利用者数は減少傾向にあります。
通院、通勤・通学、買物等の住民の日常生活を支える“最後の交通手段”としての重要な役割を担っている生活交通バスを維持確保するため、兵庫県では、国と県と市町との適切な役割分担のもと、路線バスやコミュニティバスに対して支援しています。
- 路線バスに対する支援
- (1)事業名
バス対策費補助(国庫協調補助路線維持、県単独補助路線維持)
- (2)事業内容
乗合バス事業者が主体となって運行する路線バスのうち、複数市町に跨る地域間系統について、国の補助制度の活用や県単独の補助制度により、沿線市町とも協調しながら、維持確保を図っています。
コミュニティバス(赤穂市)
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- 市町主体のコミュニティバスに対する支援
- (1)事業名
コミュニティバス運行総合支援事業(運行支援)
- (2)事業内容
路線バス撤退後の代替交通や路線バスの行き届かない公共交通空白地域等の解消のために、市町が主体となって運行するコミュニティバスについて、運行経費を支援しています。
- 地域住民主体の自主運行バスに対する支援
- (1)事業名
コミュニティバス運行総合支援事業(自主運行バス立ち上げ及び車両購入支援)
- (2)事業内容
地域の実情に応じた多様な運行形態を確保するため、地域住民が主体となって運行する自主運行バスを、道路運送法に規定する市町村運営有償運送または公共交通空白地有償運送により実施する場合、立ち上げ経費及び車両購入経費を支援しています。
MaaSの導入促進
- 生活交通MaaSの実証実験への支援
- (1)事業名
生活交通MaaSの実証実験
- (2)事業内容
交通空白地の縮小や生活交通の利便性向上を図るため、ICTにより複数の移動手段の経路検索、予約等が一括してできるMaaSの導入を促進するため、MaaSの予約・検索サービスを導入した乗合タクシーや自家用有償旅客運送の実証実験に取り組む市町を支援します
兵庫県生活交通対策地域協議会の運営
県が主宰し、国、市町、乗合バス事業者が構成員となった兵庫県生活交通対策地域協議会を設立し、市町主宰の地域公共交通会議等と連携しながら、生活交通路線の維持確保方策等についての協議を行っています。
地域間幹線系統の確保維持
一定の輸送量等を満たす系統について、国土交通省の地域公共交通確保維持改善事業のうち地域公共交通確保維持事業(地域間幹線系統)を活用しながら、維持確保を図っています。
- 対象事業(令和2度)
神姫バス、神姫グリーンバス、ウエスト神姫、全但バス、淡路交通、本四海峡バス、阪急バスが運行する計37系統
- ご意見・お問い合わせ
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