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旧余部鉄橋は、明治45年1月に完成した東洋随一の鋼トレッスル橋で、我が国有数の橋梁として、当地域だけでなく、多方面から多くの人々が訪れる観光名所として親しまれてきました。しかし、昭和61年12月の列車転落事故を契機に、架け替えに向けた取り組みがなされ、平成22年8月に現在の余部橋梁が完成しました。
約100年間山陰本線の運行を支えてきた旧余部鉄橋の歴史を後世に継承するとともに、人々の交流を促す観光拠点とするため、鉄橋の一部(餘部駅側の3橋脚3スパン)を展望施設として残し、旧鉄橋直下に自由広場等からなる公園施設とあわせ、平成25年5月に展望施設「空の駅」が完成しました。
また、展望施設へ行くには急勾配の上り坂(高低差約40m、延長約300m)を歩行する必要があったため、平成29年11月にエレベーター(愛称:余部クリスタルタワー)を整備しました。
旧余部鉄橋の現地保存箇所(赤着色:現地保存箇所) |
明治45年1月に完成した「余部鉄橋」 | 平成22年8月に架け替えられた「余部橋梁」 | ||
平成25年5月に完成した展望施設「空の駅」 | |||
平成29年11月に完成したエレベーター「余部クリスタルタワー」 | |||
土木遺産
余部鉄橋は、「明治末期に東洋一の橋りょうとして建設され、また適切な補修により1世紀にわたりほぼ建設当時の姿を残した貴重な土木遺産」として、平成26年度土木学会選奨土木遺産に認定(登録名:旧余部橋りょう(余部鉄橋))されました。
(延長L=60m)
(延長L=14m)
(延長L=75m、幅W=3m、高さH=約40m)
(延長L=7m)
(昇降行程H=40m)
(日中) (夜)
展望施設へのアクセスは、鉄道が便利!JR餘部駅が高さ40mの展望施設に直結しています。
この機会に鉄道の旅はいかがですか?
(例1)大阪から JR大阪駅(特急こうのとり)-JR城崎温泉駅(普通・快速)乗換-JR餘部駅 約3時間30分
(例2)神戸から JR三ノ宮駅(特急はまかぜ)-JR香住駅(普通)乗換-JR餘部駅 約3時間30分
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利用方法については、以下のページをご覧下さい。
『日経コンストラクション』2013年7月8日号
余部鉄橋「空の駅」展望施設の紹介記事(日経BP社ホームページ)
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20130703/622509/(外部サイトへリンク)
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