ホーム > まちづくり・環境 > 公共交通 > 鉄道・車両交通 > 余部鉄橋「空の駅」~余部鉄橋の再出発!~

更新日:2024年7月31日

ここから本文です。

余部鉄橋「空の駅」~余部鉄橋の再出発!~

1.余部鉄橋の歴史と「空の駅」

旧余部鉄橋は、明治45年1月に完成した東洋随一の鋼トレッスル橋で、我が国有数の橋梁として、当地域だけでなく、多方面から多くの人々が訪れる観光名所として親しまれてきました。しかし、昭和61年12月の列車転落事故を契機に、架け替えに向けた取り組みがなされ、平成22年8月に現在の余部橋梁が完成しました。

約100年間山陰本線の運行を支えてきた旧余部鉄橋の歴史を後世に継承するとともに、人々の交流を促す観光拠点とするため、鉄橋の一部(餘部駅側の3橋脚3スパン)を展望施設として残し、旧鉄橋直下に自由広場等からなる公園施設とあわせ、平成25年5月に展望施設「空の駅」が完成しました。

また、展望施設へ行くには急勾配の上り坂(高低差約40m、延長約300m)を歩行する必要があったため、平成29年11月にエレベーター(愛称:余部クリスタルタワー)を整備しました。

旧余部鉄橋の現地保存箇所(赤着色:現地保存箇所

明治45年1月に完成した「余部鉄橋」 平成22年8月に架け替えられた「余部橋梁」

平成25年5月に完成した展望施設「空の駅」
平成29年11月に完成したエレベーター「余部クリスタルタワー」

 

2.施設概要

施設概要図

余部鉄橋「空の駅」展望施設のみどころ

1.展望施設へのアプローチ部

(延長L=60m)

  • 旧軌道の上を歩いて展望施設へ

2.橋詰部

(延長L=14m)

  • レールを残した舗装

3.展望施設部

(延長L=75m、幅W=3m、高さH=約40m)

  • 鉄橋下が見られるのぞき窓
  • 日本海のパノラマが楽しめるベンチ

4.軌道部

(延長L=7m)

  • 列車走行時そのままのレール、枕木

5.余部クリスタルタワー

(昇降行程H=40m)

  • 地上から約45秒で展望施設に到着
  • 日没から午後9時30分までライトアップが楽しめます
  • 利用は無料です

(日中) (夜)

 

おすすめアクセス

鉄道

展望施設へのアクセスは、鉄道が便利!JR餘部駅が高さ40mの展望施設に直結しています。
この機会に鉄道の旅はいかがですか?

(例1)大阪から JR大阪駅(特急こうのとり)-JR城崎温泉駅(普通・快速)乗換-JR餘部駅 約3時間30分
(例2)神戸から JR三ノ宮駅(特急はまかぜ)-JR香住駅(普通)乗換-JR餘部駅 約3時間30分

夢但馬周遊バス“たじまわる”

JR各駅と余部鉄橋「空の駅」など但馬の観光地を結ぶ夢但馬周遊バス“たじまわる”が、令和3年度も継続運行します。1日500円(子ども250円)の周遊バスでお得に但馬をめぐりませんか♪

※運行は、土日祝のみ。
※コースごとに運行期間が異なります。
コースや運行月をチェックしてお出かけ下さい。

夢但馬周遊バス“たじまわる”の詳細はこちらをクリック(外部サイトへリンク)

その他

  • アクセス隣接の「道の駅あまるべ」に売店、お食事処、余部鉄橋の展示コーナーがあります。詳細については、以下のページをご覧ください。

 

  • 展望施設では公衆無線LAN「Hyogo Free Wi-Fi」が利用可能です。

利用方法については、以下のページをご覧下さい。

県立施設における公衆無線LAN(Hyogo_Free_Wi-Fi)について(リンク)

 

  • 余部鉄橋「空の駅」展望施設が土木専門雑誌で紹介されました!

『日経コンストラクション』2013年7月8日号

余部鉄橋「空の駅」展望施設の紹介記事(日経BP社ホームページ)
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20130703/622509/(外部サイトへリンク)

 

お問い合わせ

部署名:土木部 交通政策課

電話:078-362-3886

FAX:078-362-4277

Eメール:koutsuu@pref.hyogo.lg.jp