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幹線道路は私たちの生活に欠かせない公共施設ですが、一方で道路交通騒音が問題となるケースもあります。よりよい沿道環境を生み出すためには、発生源対策、交通規制、道路構造の改善等と合わせて、沿道にふさわしいまちづくりを行うことが望まれています。
このような道路交通騒音の著しい幹線道路の沿道において、騒音等の低減とまちづくりを一体的に進めるべく昭和55年に「幹線道路の沿道の整備に関する法律」が制定されました。
兵庫県では、国道43号、阪神高速道路大阪西宮線及び神戸西宮線(延長約20km)を昭和57年に沿道整備道路に指定し、円滑な道路交通の確保と良好な市街地を目指しています。
国道43号線では沿道環境を改善するため、遮音壁の設置や低騒音舗装による路面整備、環境レーンの設置など、人とまちにやさしい環境対策を実施しています。
→詳しくは、国土交通省近畿地方整備局兵庫国道事務所(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)をご覧下さい。
防災機能の向上と沿道環境の改善を図るために、国道43号沿道で広域防災帯の一部として環境防災緑地の整備を進めています。整備事業者は、国道43号の道路管理者である国土交通省です。なお、整備費用については、国土交通省及び阪神高速道路株式会社が応分の負担をしています。
沿道地区計画は、通常の地区計画で定められる事項に加えて、「建築物の構造に関する防音上又は遮音上必要な制限」など、沿道のまちづくりを進めるために必要な事項を定められることとなっています。
また、沿道地区計画が決定された地区では、緩衝建築物の建築に対する助成などの制度があります。
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