更新日:2024年2月21日

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古民家再生促進支援事業

H26NIPPNIA(丹波篠山市)県内には優良な古民家が数多く存在しますが、その価値を認識されないまま
解体されていくケースが多くなっています。

県では、既存ストックの有効活用、伝統的木造建築技術やまちなみ景観の維
持・継承を目的として、地域の大工・建築士等による古民家再生を支援する
「古民家再生促進支援事業」を実施します。

古民家再生促進支援事業リーフレット(PDF:2,066KB)

 

事業内容

問合せ先・申請先

※4月17日(月曜日)より令和5年度の申込受付を開始します

ひょうご住まいサポートセンター

兵庫県住宅政策課

対象となる古民家

次に掲げる要件に該当する住宅又は歴史的建築物※

1.築50年以上経過しているもの

2.次に掲げる要件に該当する伝統的木造建築技術により建築されたもの

  • 軸組構法で造られたもの
  • 接合金物に頼らない伝統的な継ぎ手及び仕口を用いたもの
  • 筋かい等の斜材を多用せず、貫を用いたもの
  • 主要な壁は土塗り壁等の湿式工法を用いたもの
  • 屋根は和瓦又は茅葺き等伝統的素材を用いたもの

※歴史的建築物(次に掲げる要件のいずれかに該当する住宅)

  • 景観法(平成16年法律第110号)に基づく景観重要建造物
  • 県又は市町の景観条例等に基づく景観形成重要建造物等
  • 文化財保護法(昭和25年法律第214号)に基づく指定文化財又は登録文化財
  • 重要伝統的建造物群保存地区内の伝統的建造物
  • ひょうごの近代住宅100選に選定された建築物

建物調査・再生提案

  • (1)建物調査
    古民家所有者からの申請により、専門家を派遣して建物の調査を行い、修繕・再生の可能性、維持管理方法などをアドバイスします。
    • 【調査・アドバイス項目】
    • :建物各部の構造、仕上げ、破損状況、修繕すべき部分、建物の特徴・価値、法規制など
  • (2)再生提
    建物調査を実施した古民家のうち、特に再生を推奨するものについて、古民家所有者からの申請により、専門家を派遣して所有者の意向等を勘案した再生手法を提案します。
    • 【提案項目】:再生計画(間取・パースなど)、必要な修繕内容、工事の概算費用など
    • ※建物調査・再生提案については、古民家所有者の費用負担はありません。

建物調査・再生提案の詳細は、ひょうご住まいサポートセンターHP(外部サイトへリンク)をご覧ください。

改修工事費助成

上記の再生提案または自主的に再生提案(自主提案)を行った古民家のうち、地域活動や交流の拠点、宿泊体験施設、店舗等地域の賑わいや活性化に資する施設(地域交流施設)や賃貸住宅(歴史的景観形成地区等に存するものに限る)として再生するものについて、改修工事費助成を行います。

1.主な要件

  • 改修後に一定の耐震性を確保すること。
    (確保すべき耐震性については、古民家再生促進支援事業実施要領(PDF:480KB)の第4条及び、要領別表第一(PDF:221KB)をご確認ください。)
  • 改修後10年間以上、地域交流施設等として活用し、事業完了の翌年度と翌年度から3年ごとに活用状況について報告すること。
  • 古民家の存する市町からも改修工事費助成を受けること。
    (古民家改修工事費助成の事業を実施している市町について、古民家事業実施市町一覧(PDF:127KB)をご確認ください。※市町が補助制度を有していない場合、改修工事費助成はご利用いただけません。
  • 令和6年3月11日(月曜日)までに改修工事及び工事代金の支払いが完了すること。
    (期日までに工事及び支払いが完了しない場合、補助金は交付できません。)

2.補助額

対象経費区分に応じて、補助額が定められています。
補助額は、市町が当該古民家の改修に要する費用に対して補助する額を上限とします。

 

対象経費区分

補助額

古民家

500万円未満

対象外

500万円以上1000万円未満

250万円

1000万円以上1500万円未満

400万円

1500万円以上

500万円

古民家のうち

歴史的建築物

500万円未満

対象外

500万円以上1000万円未満

250万円

1000万円以上2000万円未満

500万円

2000万円以上3000万円未満

850万円

3000万円以上

1000万円

3.申込み・問合せ

兵庫県まちづくり部住宅政策課住宅政策班
TEL:078-341-7711(内線4889)

 
※本補助金は、一時所得として所得税の課税対象となる場合があります。国庫補助金等に係る総所得不算入の申告等については、税務署又は税理士にご相談ください。

4.補助金交付要綱

5.補助申請・実績報告様式

補助金の申請をされる際はこちらをご確認ください。

補助申請の手引(令和5年度版)(PDF:1,451KB)


実績報告をされる際はこちらをご確認ください。

実績報告の手引(令和5年度版)(PDF:706KB)

「令和5年度古民家再生発表会」を開催します!<申込受付中>

県民の古民家に対する関心を一層高め、建築士や大工など建築関係者の知識蓄積に寄与するとともに、古民家の活用を促進し活力ある地域社会の実現に繋げるため、下記のとおり、令和5年度に実施した再生提案(計画)や令和4年度の改修事例(施工)の紹介についての発表会を開催します。

【日時】
令和6年3月21日(木曜日)13時30分~16時30分 R5_古民家発表会_チラシ表

【会場】
兵庫県中央労働センター2階大ホール

(神戸市中央区下山手通6丁目3番28号)

※アクセス方法(外部サイトへリンク)

【会場定員】
100名(参加無料)

【参加方法】

以下いずれかの方法を選択できます。
(1)会場参加(要事前申込)

<申込締切:令和6年3月14日(木曜日)>

(2)録画視聴(要事前申込)
・発表会の様子を、後日録画配信サービス(Vimeo)を利用して配信します(ライブ配信ではありません)。
・視聴に必要なURLは申込時に記入いただいたメールアドレスに送付します。

<申込締切:令和6年3月25日(月曜日)>

【申込方法】

下記いずれかの方法でお申し込みください。

(1)申込フォーム(URL:https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1705383074240

(2)兵庫県住宅政策課宛てEメール(メールアドレス:jutakuseisaku@pref.hyogo.lg.jp)

・Eメールの場合は以下の必要事項1~4をメール本文に記載してください。

1.氏名(ふりがな)※参加者全員分、2.勤務先(又は学校名)、3.電話番号、4.参加方法(会場参加又は録画視聴)

(3)FAX(チラシ裏面の申込書)

【申込後の流れ】
録画視聴に必要なURLは、申込締切後(3月25日以降)にお申込みの皆さまへお知らせします。

【録画配信期間】
令和6年4月1日(月曜日)~令和6年4月30日(火曜日)

「ひょうごの古民家再生十年の軌跡」を発行しました!

事業創設から10年余りが経過し、県内における地域活性化に向けた古民家再生に関するこれまでの取組を広く紹介するため、この事業を活用した古民家改修事例を中心に取りまとめた小冊子「ひょうごの古民家再生十年の軌跡」を発行しました。

県内の古民家をレストランや喫茶店、農家民宿などへの利活用に取り組んだ“達人”や“先輩”のインタビューなども併せて掲載しています。

これから古民家の利活用をご検討の方、古民家を再生して地域の活性化につなげたいと考えている方は、是非ともご覧ください。

なお、当冊子は、ひょうご住まいサポートセンターのほか、お近くの県民局・県民センター、各市町の担当課窓口等で配布しています。

ひょうごの古民家再生十年の軌跡(PDF:4,426KB)

 

あわせて、10年間実施した事業の検証を実施しました。

詳しくはこちらからご覧ください。

 

事例集表紙

お問い合わせ

部署名:まちづくり部 住宅政策課 住宅政策班

電話:078-362-3583

内線:4889

FAX:078-362-9458

Eメール:jutakuseisaku@pref.hyogo.lg.jp