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更新日:2021年2月24日

エコスタディ・カフェ第2回研修会を実施しました!

実施日時:平成29年11月27日(月曜日)13時30分~17時00分

実施人数:保育士、幼稚園教諭等約20名

第1部 シルクでタペストリーづくり 講師:亀山秀郎さん(認定こども園七松幼稚園園長)

1.カイコの説明

医療(ガーゼ等)・美容(美容液)・音楽分野(琵琶、琴の糸)で使用されています。

まず、繭を切って、中身を出して観察しました。中には、カイコと、脱皮した皮が入っていました。

カイコ幼虫 繭の中

 

2.七松幼稚園での実践例

カイコの卵である「蚕種」500粒を年長クラスの子どもが飼育を始めたそうです。

男女共に嫌がることなく、桑の葉を与えたり、フンの始末をしたりとかわいがっていましたが、飼育途中に数匹変色し、死んでしまいました。

カイコは病原菌に弱く、病気にかかったことが原因だったが、それから子ども達は主体的に手洗いを心がけ、清潔に保ち、病気から守るようになりました。

3.糸紡ぎ体験

座繰り機の組み立て

よく見て構造を知りました。座繰り機を用意するのが困難な場合はペットボトル、割箸、菓子缶、番線で簡易座繰り機を作成さることも可能です。

座繰り機

 

カイコを鍋で茹でる

だんだんととろみがでてきて、糸がほどけてきます。ゆでている途中に独特な臭いがしました。

ゆでる

 

座繰り機で紡ぐ

ほうきのようなもの(歯ブラシで代用可)で桶の表面をなでると数本の糸が絡まるので、それを右手でフックにかけ、左手でハンドルを回して歯車を回転させます。桶の中では紡がれている繭がクルクルと回転し、徐々に白かった繭が透明に透けていき、中のカイコがみえてきました。紡ぐ途中には水しぶきがたくさんあがるが、講師によると、この水しぶきは自然の美容液として美容によいとのことでした。

座繰り機をまわす 糸紡ぎ タペストリー

 

第2部 昆虫に関する講義 講師:箕面公園昆虫館 館長 中峰空さん

1.園の活動で気をつけるべき昆虫

オオスズメバチ

6月から増え始め、9~10月にピークを迎える。このため、秋の遠足などの下見はできるだけ直前に行い、生息地には近寄らない。また、万が一のために殺虫スプレーを携行し、アナフィラキシーに関する知識と対処法を学ぶことが大切だそうです。

その他

危険生物ファーストエイド陸編に掲載されているので、各園で所有し、知識を身につけておくことが重要です。

2.昆虫ふれあい体験

幼児が生き物と触れ合うイベントは需要がある。安心・安全に対する配慮をしながら、参加者間及びコミュニケーターとの対話も重要な要素です。

幼児が触っても大丈夫な虫の準備

クロカタゾウムシ(石垣島・西表島生息)は頑丈かつ噛まない、飛ばないと園児には最適な虫です。

幼児は指先のコントロールが難しく、悪気なく強く触ってしまうことがある。例えば、弱い虫を触って、つぶしてしまい、それを親が叱ると、子どもは虫を触らなくなってしまう。頑丈な虫を触ることから始め、触っても大丈夫という安心感を与えてあげるのがよい。

3.園庭での昆虫探し

寒かったため、蜂が1匹しかいなかったが、他園の園庭にある植物や池を見る機会が普段はないので、自園の参考になったとの声もありました。

園で虫探し

 

4.希少な虫との触れ合い

クロカタゾウムシ、オオゴマダラ(マレーシア、東南アジア生息)の幼虫、カレハカマキリを実際に手にのせ、触ってみました。

虫が苦手な保育士も、実際に触ってみると、案外大丈夫だった様子で、よく見るとかわいいという声もありました。

カマキリ 幼虫

 

第3部 グループワーク 司会:兵庫県立淡路景観園芸学校 准教授 嶽山洋志 さん

グループワーク

 

1.質疑応答

Q1 保育者はどういうコミュニケーターであるべきですか?

A 亀山氏 

虫のおもしろさを自分が感動して伝えることが大事。どうしてかな?と子どもの気持ちに寄り添って、一緒に感じる。

中峰氏

一緒に楽しむことが大事だが、あまり無理をしすぎない方がよい。人と自然の博物館、伊丹昆虫館、有馬富士などに専門家がいるので、その人に委ねるのも方法のひとつ。

Q2 捕まえた虫を調べる方法は?(図鑑以外で)

A 亀山氏

アプリとか?性能は不明だが

中峰氏

図鑑以外は難しい。写真を撮って専門家に託す場合は、全形でピントを合わせてとること。

 

2.グループディスカッション

虫が嫌いだったけど、触れるようになった。

カイコはハードルが高いと思っていたが、そうでもないと感じた。

生でカイコから糸ができるところを見て、感動した。

いいフィールドはあるのに、子どもを虫に触れさせる機会が少なかったことに気づいた。

ビオトープに力をいれてみたいと感じた。

 

お問い合わせ

部署名:農政環境部環境創造局環境政策課

電話:078-362-9895

FAX:078-362-4024

Eメール:kankyouseisakuka@pref.hyogo.lg.jp