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更新日:2022年9月13日

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協働のための広報 兵庫県 広報ガイドライン Hyogo Public Relations Guidelines

 

「MAP形式」 マップ+コンテンツは楽しい。

最強の「出かけたくなる」広報ツール

いわゆるマップだけでは単なる客観情報。そこにアクションの動機付け可能なコンテンツが加わると、最強の「出かけたくなる」広報ツールができあがります。「マップはネットで十分、不要でしょ」。その通りで、実際に右に行くか左に行くかはインターネットにおまかせ。ここで言うマップは、少し違う役割です。楽しい情報がマッピングされていて一覧性があるから、サッと広げてどこに行こうか、あれこれ迷うことができる。プランを考える楽しさがある。ファミリーやグループなら会話ができるというわけです。折りたたみ式というのもポイント。小さいから手にとってもらいやすく、それでいて内容豊富だからなんだかオトクに感じてもらえます。

 

ひょうごはお城日本一

県内各地にある、さまざまなお城の少し突っ込んだ情報に、周辺のグルメや観光情報をプラス。

 

ひょうごの川 おでかけマップ

県内の川でのレジャー情報に加えて、生息する動植物、川にまつわる歴史やお祭り、県の治水事業も。

 

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column Chapter-3-
ロゴを選ぶ

ロゴ制作については、事業者にデザイン依頼をするか、広く公募するか。おそらくどちらかの局面になるかと思います。いずれにの場合も、選定時のためにロゴに必要な要素は理解しておきたいものです。

  • (1)造形的な美しさ
  • (2)見る者が想像力を働かせる余地
  • (3)いろんな環境(状況)での使いやすさ

(1)は言わずもがなですが、主観によることも多いのでここで詳しくは控えます。

(2)については、考えるべきところです。わかりやすく表現されていることに重きを置きがちですが、わかりやすさが度を越すと記憶に残らないものになってしまいます。基本線はなんとなく理解してもらいながら「どういう意味なんだろう」「何を表現しているんだろう」といった余地を残してください。

(3)も重要です。実際に、名刺、パンフレット、看板などで使いやすいデザインだということです。「インパクトとはあるが、使いにくい」では、以降の認知拡散に繋がりません。民間企業とともに進めていくプロジェクトのロゴの場合は、より一層この部分が大切になります。