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現橋梁は、架橋後約60年が経過し老朽化が進んでおり、幅員も狭小かつ大型車の通行制限を行っています。また、橋脚数が22基と多く円山川の流下能力を阻害しています。
このため、現橋梁を架け替えることにより、安全で円滑な交通の確保、治水安全度の向上、城崎温泉~玄武洞間のアクセス強化等による観光振興を図ります。
事業の概要
事業箇所 | 豊岡市城崎町楽々浦~城崎町湯島 |
延長 | 全体延長L=2,211.5mうち橋梁部L=561.5m |
道路幅員 | 車道W=6.5m(2車線)自転車歩行者道W=3.5m全幅W=11.25m |
事業期間 | 平成17年度~令和6年度(予定) |
現在の城崎大橋の問題点
【狭小な幅員】(写真1)
幅員が4.5mと狭く乗用車同士でもすれ違いが困難で、歩道も無いことから、利用者の安全で円滑な通行を阻害し、接触などの危険性も高い状況にあります。
【重量による制限】(写真2)
重量制限が10tとなっており、大型車や大型観光バスが通行できずに不便が生じています。
【狭い径間長】(写真3)
河川の基準では橋脚と橋脚の間隔は50m以上必要ですが、現況は10mと短い為、洪水時に流木が橋脚や橋桁に引っかかり、周辺への浸水、あるいは落橋等の恐れがあります。
城崎大橋では、橋桁の高さを橋脚間でリズミカルに変化させ、城崎温泉への新たなるゲートウェイに相応しいシンボリックなデザインにしています。橋脚(P2~P5)と橋桁を一体化させる構造(ラーメン構造)を採用するとともに、橋桁の断面を台形(斜めウェブ)とすることによりコスト縮減を図ります。
城崎大橋完成イメージ図城崎大橋概要図(PDF:483KB)
お問い合わせ
部署名:但馬県民局 豊岡土木事務所 道路第1課
電話:0796-26-3748
FAX:0796-24-5593