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兵庫県と京都府の境に位置する榎峠は、急カーブが連続し、幅員が狭いため、普通車のすれ違いが困難な箇所があり、特に冬季の積雪時には通行がさらに困難な状況となります。このため、安全・安心で円滑な交通を確保するとともに、広域的な地域間の交流や連携を促進するため、京都府と共に国道429号のバイパス整備に取り組んでいます。
府県境では、榎峠トンネル(仮称)工事を進めており、兵庫県側と京都府側の両側からトンネル掘削を行っています。
榎峠トンネル(仮称)の掘削進捗状況です。
萱刈峠は線形不良、急勾配や大型車の往来が多いことに加え、日当たりが悪く、冬季の凍結等により危険な状態となっています。このため、線形改良、急勾配区間の解消に合わせて路肩も拡幅し、安全で円滑な通行を確保しました。令和5年9月1日から供用開始をしています。
⬆整備前 |
味間南地区は、集落内が幅員狭小で線形が悪く、大型車両の通行が困難なうえ、高校生が自転車通学で通行することから、安全で円滑な通行の確保が課題となっていました。
これらを改善するため、平成29年度に味間南バイパス整備事業に着手しました。
このうちバイパス部の延長L=1,100mが令和5年7月23日に供用開通しました。さらに、令和6年2月15日に国道176号までの現道拡幅部分の延長L=130m及び国道176号交差点部分の工事が完了しました。
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