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更新日:2017年10月25日

ハンセン病について

ハンセン病とは兵庫県の取り組みハンセン病の歴史

ハンセン病とは

ハンセン病は「らい菌」によって引き起こされる慢性の細菌感染症です。らい菌に感染すると末梢神経や、皮膚に様々な症状が起こり、適切な治療がなされず、病気がさらに進むと容姿や手足が変形するなどの後遺症が残ることがあります。

らい菌の病原性はきわめて弱く、感染はまれで、仮に感染しても発病することは、さらに少ないと考えられています。また、発病しても、早期に適切な治療を受ければ体に後遺症が残ることはありません。

わが国の新規発生患者数は、年間数名程度となっています。現在では、化学療法を中心とした適切な治療を受けることで、必ず治る病気です。

ハンセン病はかつて「らい」あるいは「らい病」と呼ばれていました。「らい」は長い歴史の中で偏見や差別を伴って使われてきた経緯があり、1996(平成8)年「らい予防法」が廃止されたとき、「らい」に付随する悪いイメージを解消するため、「ハンセン病」と改められました。

6月22日は「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」です

厚生労働省では、平成21年度からハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律の施行日である6月22日を「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」と定めています。ハンセン病に関する正しい知識を理解する機会としましょう。

兵庫県の取り組み

兵庫県では、ハンセン病問題の解決に向け、里帰り事業や、療養所の訪問、相談体制の充実など療養所入所者の皆様への多彩な生活支援に取り組んできました。さらに、ハンセン病への偏見・差別を解消するため、フォーラムの開催やリーフレットの作成・配布、療養所交流訪問事業の実施など、普及啓発にも力を注いできました。

今後も、ハンセン病の患者であった方々等に対する偏見と差別のない社会の実現に向けて、真摯に取り組んでいきます。

ハンセン病の歴史を知る入所者、関係者とも高齢を迎えています。ハンセン病問題を風化させないために、その歴史に県民一人ひとりが素直に目を向け、問題解決に努力していくことが必要です。

ハンセン病問題に関するシンポジウム~人権フォーラム2017in兵庫~を開催しました

ハンセン病問題に関するシンポジウム~人権フォーラムin兵庫~を開催しました。

普及啓発資材の作成

ハンセン病問題に対する正しい知識の普及啓発のためにハンセン病問題啓発リーフレットを作成しました(平成28年1月発行)。
あなたはハンセン病のこと知っていますか?(表紙、1から4ページ)(PDF:9,319KB)
あなたはハンセン病のこと知っていますか?(5から6ページ、裏表紙)(PDF:8,848KB)

普及啓発用DVDを作成しました(平成26年2月)。
普及啓発用DVD「ハンセン病とは?~ハンセン病を正しく理解するために~」

平成29年度ハンセン病療養所退所者年末見舞金・見舞品支給事業について

県では、国立ハンセン病療養所等を退所され、県内に在住されている方へ、毎年末に見舞金・見舞品をお送りしています。希望者の方には申請書等の書類をお送りしますので、疾病対策課に申し出てください。

  • 支給対象者は、国立ハンセン病療養所等を退所され兵庫県内に在住されている方
  • 支給品は、見舞金及び見舞品
  • 申請方法は、平成29年11月17日(必着)までに必要書類を疾病対策課感染症班に提出する

記録集

ハンセン病に対する継続された隔離政策等を通して広がった誤った知識や偏見は、残念ながら未だに残っています。

ハンセン病への正しい知識の普及啓発と回復者の皆さんの平穏な暮らしを支援するとともに、これまでの取り組みをしっかりと検証し、過ちを教訓として後世に伝えていくことは私たちの責務です。

そこで、兵庫県では、平成15年度にハンセン病回復者や家族からの聞き取りや歴史的資料等をまとめた記録集(第一集)「鐘はあしたの空に」、平成18年度にハンセン病政策の直接的な執行者として県が取り組んだ「無らい県運動」や患家訪問調査などの実態をはじめ、回復者の現状や県民意識の調査結果等をまとめた記録集(第二集)「鐘はあしたの空にⅡ」を作成しました。

この記録集がハンセン病問題を後世に伝える資料として、そして、差別や偏見のない社会づくりへの教訓として活用されることを願っています。

鐘はあしたの空に(平成16年3月発行)

1.表紙(PDF:306KB)

2.はじめに(PDF:125KB)

3.目次(PDF:132KB)

4.第1章-1(PDF:4,899KB)

5.第1章-2(PDF:4,124KB)

6.第2章(PDF:444KB)

7.第3章(PDF:2,254KB)

8.背表紙(PDF:108KB)

鐘はあしたの空にⅡ(平成18年3月発行)

1.表紙(PDF:369KB)

2.はじめに(PDF:507KB)

3.目次(PDF:74KB)

4.概要(PDF:102KB)

5.第1章(PDF:473KB)

6.第2章(PDF:2,127KB)

7.第3章(PDF:3,955KB)

8.第4章(PDF:1,019KB)

9.第5章(PDF:553KB)

10.背表紙(PDF:136KB)

ハンセン病の歴史

1873(明治6)年ノルウェーの医師アルマウェル・ハンセンが「らい菌」を発見
1907(明治40)年法律第11号「癩予防ニ関スル件」制定
1909(明治42)年全国5ヵ所に公立療養所開設
1931(昭和6)年「癩予防法」制定
1943(昭和18)年米国でプロミンの治療効果発表
1946(昭和21)年日本でプロミンの合成に成功
1949(昭和24)年プロミン予算化
1953(昭和28)年「らい予防法」制定
1956(昭和31)年ローマ会議(患者救済及び社会復帰国際会議)
1996(平成8)年「らい予防法」廃止
1998(平成10)年社会復帰準備支援事業開始
1998(平成10)年「ハンセン病違憲国家賠償請求訴訟」提訴(熊本地裁)
1999(平成11)年「ハンセン病違憲国家賠償請求訴訟」提訴(東京地裁)(岡山地裁)

ハンセン病問題に関する最近の動向
2001(平成13)年5月11日「ハンセン病違憲国家賠償請求訴訟」熊本地裁判決
2001(平成13)年5月23日政府として控訴しないことを決定
2001(平成13)年5月25日内閣総理大臣談話発表
2001(平成13)年6月22日「ハンセン病療養所等入所者等に対する補償金の支給等に関する法律」公布、施行
2001(平成13)年6月兵庫県知事の謝罪メッセージ発表
2002(平成14)年4月1日ハンセン病療養所等退所者給与金事業を開始
2002(平成14)年4月1日ハンセン病療養所等死没者改葬費事業を開始
2006(平成18)年2月10日「ハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律の一部を改正する法律」公布・施行
2007(平成19)年4月1日国立ハンセン病資料館再オープン
2008(平成20)年6月18日「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」制定
2009(平成21)年4月1日「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」施行
2009(平成21)年6月22日「らい予防法による被害者の名誉回復及び追悼の日」(第1回)

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お問い合わせ

部署名:健康福祉部健康局疾病対策課

電話:078-362-3264

FAX:078-362-9474

Eメール:shippeitaisaku@pref.hyogo.lg.jp