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更新日:2024年10月1日

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令和6年10月局長メッセージ(阪神北県民局長 宮口 美範)

「SDGs(Sustainable Development Goals)」とは、「持続可能な開発目標」と訳され、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真。誰一人置き去りにせず、地域の方々が相互に認め合いながら、自分らしく過ごしていける地域づくりを進めていくことが大切だと考えています。

 阪神北県民局では、SDGsの理念に沿った地域づくりを進めるため、学校・企業・団体・行政など多様な主体とのネットワークを形成し、公民連携による「阪神北SDGsプロジェクト」を展開しています。本年8月には各主体同士の連携を進めるきっかけの場として「阪神地域SDGsネットワーク会議」を開き、SDGsに関する活動の報告や意見交換を行い、相互に協力して地域のSDGs推進を加速していくことを確認しました。 

 今月は、阪神北県民局の若手職員が中心になって、様々な主体とともに取り組んでいるSDGsの活動をご紹介します。 

SDGsネットワーク会議(修正)
▲阪神地域SDGsネットワーク会議

1.フードドライブプロジェクト

フードドライブとは、家庭で余っている食品を廃棄せず、店舗や職場などに持ち寄って、それを必要とする子ども食堂や福祉団体などに寄付する活動で、食品ロスの削減にも寄与する取組です。 

阪神北県民局では、10月21日(月曜日)~25日(金曜日)に、県民局の各庁舎にボックスを設置し、家庭で余っている食品の回収を行います。回収した食品は、宝塚市社会福祉協議会と三田市社会福祉協議会を通じて、各地域の子ども食堂や福祉団体に寄付されます。 この機会にぜひ家庭で余っている食品をお持ちよりいただき、食品ロスの削減にご協力くださるようお願いします。 

フード
▲フードドライブ回収ボックスの設置

2.リユースプロジェクト 

「阪神地域SDGsネットワーク会議」を構成する学校・企業・団体などが中心となって、絵本や洋服など、使わなくなった物品を回収し、きれいにして再利用を進めています。

阪神北県民局では、園田学園女子大学、県立川西明峰高校と連携し、家庭で不用になった絵本・洋服・おもちゃのリユースに取り組んでいます。10月7日(月曜日)~17日(木曜日)に県民局各庁舎や阪神シニアカレッジ、宝塚市立中央図書館に回収ボックスを設置しますので、ぜひ絵本・洋服・おもちゃ等の不要品回収にご協力ください。 

回収した絵本・洋服・おもちゃは、11月2日(土曜日)にアステ川西の「ぴぃぷぅ広場」で開催される、園田学園女子大学による「園女とenjoy~2024~」というイベントにおいて、来場した子どもたちにプレゼントします。県民局もSDGs啓発ブースを出展しますので、ぜひお越しください。 

絵本ブース
▲川西阪急イベントでのブース出展の様子

明峰クラス
▲川西明峰高校でのリユースの授業

3.アップサイクルプロジェクト 

アップサイクルとは、廃棄物や不要になったものに手を加えて、そのモノの価値を高めることです。

阪神北県民局では、アップサイクルプロジェクトとして、地域の福祉事業所と連携して規格外の農産物を活用した加工食品の開発や販売促進等に取り組んでいます。具体的には、阪神地域の福祉事業所の協力を得て、三田市などで生産される阪神産黒大豆枝豆「六甲黒ゆたか」の規格外品を活用した枝豆コロッケ等の商品開発・販売促進、冷凍枝豆の給食への利用などを進めています。 

また、宝塚市では、甲子園大学、宝塚阪急などと連携し、「宝交早生(ほうこうわせ)」という品種のイチゴを軸に、「宝交早生を軸とする食の循環プロジェクト」を進めています。このイチゴは1960年に宝塚市で交配され生まれた歴史ある品種で、過去には盛んに生産されていました。このイチゴを活用し、家庭での堆肥作りの推進や子ども達の環境学習にも取り組まれています。 

黒ゆかた
▲阪神産黒大豆枝豆「六甲黒ゆたか」

宝交早生2
▲宝交早生

 

阪神北県民局長 宮口 美範

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お問い合わせ

部署名:阪神北県民局総務企画室総務防災課
電話:0797-83-3101(代表)
FAX:0797-86-4379
Eメール:hanshinksom@pref.hyogo.lg.jp