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児童養護施設や里親の下で暮らす子どもたちは、虐待などによる過酷な経験から、将来に夢をもち、目標に向かって努力するといった前向きに生きる気持ちを失っていることが少なくありません。このことが次の世代に貧困や虐待を連鎖させる原因の一つと指摘する意見もあります。
兵庫県では、「ふるさとひょうご寄附金」を活用し、児童養護施設や里親の下で暮らす子どもたちの自立や夢が実現できるよう子ども応援プロジェクトを実施しています。
児童養護施設等で暮らす小学生の学習塾等にかかる経費を助成します。
国が定める措置費の教育費(約7,000円/月)超過分を助成し、小さな頃から学力向上を図り、将来の進路選択の幅を広げられるようにします。
児童養護施設等で暮らす高校生のクラブ活動等にかかる経費を助成します。
国が定める特別育成費(約30,000円/月)超過分を助成し、費用負担を理由にクラブ活動等への参加をあきらめることなく、スポーツや文化活動を通じて多様な価値観を育みます。
児童養護施設等で暮らす高校3年生が大学や専門学校等へ進学する際に必要な入学一時金等を助成します。
児童養護施設等で暮らす高校既卒者が次の大学等受験に向けて対策ができるよう予備校等にかかる経費を助成します。
児童養護施設等を退所する児童等が就職セミナーや企業インターンシップへの参加にかかる経費等を助成します。
退所する児童等は、大学等進学のほか、就職し自立を目指す場合もあります。施設等に入所している間に、自分自身の適性を把握し、社会人として必要な知識や技能の習得を図ることで円滑な自立につなげます。
主な実績は以下のとおりです。
寄付金のお申込み手続については、兵庫県ふるさと納税「ふるさとひょうご寄付金」のページ「寄付の手続」からお願いします。
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