ゲル充填人工乳房及び皮膚拡張器植込み患者の皆様へ

令和元年10月1日、アラガン・ジャパン株式会社のゲル充填人工乳房及び皮膚拡張器の自主回収を受け、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会、日本形成外科学会、日本乳癌学会及び日本美容外科学会（JSAPS）が、患者の皆様に向けた情報提供資料を公表してきましたが、今般、表面をスムーズ又はテクスチャード加工した製品が新たに承認されたことに伴い、当該製品に関する安全性情報等を追記した情報提供資料を公表しています。

ゲル充填人工乳房による乳房再建を希望されている方、乳房再建用皮膚拡張器の手術を受け、乳房再建を待機されている方及びゲル充填人工乳房による乳房再建を受けた方におかれましては、次の情報提供資料を御確認いただきますようお願いいたします。

なお、ゲル充填人工乳房が植え込まれている方におかれましては、症状のない方に対する予防的なゲル充填人工乳房の摘出を行う必要はないとされています。また、ゲル充填人工乳房の破損や合併症の早期発見のために、自己検診と医療機関での定期検診を継続して行うことが推奨されています。