「創造的復興」の理念を活かしたウクライナ支援(令和5年度の取組)
- ふるさとひょうご寄附金 -ひょうごウクライナ支援プロジェクト-
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特設サイト
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阪神・淡路大震災でたくさんの温かいご支援をいただいた兵庫県。国内外の安全と安心に貢献していくことは、私たちの大切な使命です。兵庫県では、ウクライナのイヴァーノフランキーウシク州、ミコライウ州と覚書を締結し、現地のニーズに基づいた支援に取り組んでいます。2月19日に開催された「日・ウクライナ経済復興推進会議」で、日本政府からウクライナへの約束として、本県が締結した覚書を含む、56の協力文書が紹介されました。これからも政府などと連携し、兵庫県の経験と教訓を活かした支援に取り組みます。
本県の取組状況
- 「創造的復興」の理念を活かしたウクライナ支援検討会
- 第1回検討会(令和5年4月21日)
- 第1回現場視察(福祉のまちづくり研究所)(令和5年4月24日)
- 第2回検討会(令和5年8月10日)
- 第3回検討会(令和5年12月14日)
- 中間報告会・シンポジウム(令和6年2月23日)
- 第4回検討会(令和6年3月28日)
- 創造的復興の理念に基づく復興支援に関する覚書の締結(令和5年8月9日)
- 創造的復興の理念に基づく復興支援に関する覚書の締結(令和5年12月4日)
- JICAウクライナ国緊急復旧・復興プロジェクトにおけるウクライナインフラ行政官等による知事表敬訪問等(令和5年5月23日)
- JICAイベント「Connecting with Ukraine」への出展(令和6年2月15日~17日)
- 山田外務副大臣への兵庫県におけるウクライナ支援の報告と提案(令和5年5月31日)
- 日・ウクライナ経済復興推進会議首脳セッションでの覚書披露(令和6年2月19日)
阪神・淡路大震災からの復旧・復興の過程で生まれた“よりよい社会をつくる”という「創造的復興」の理念を、現在、戦時下にあるウクライナのまちの復興や地域社会の再生などに活かし、兵庫だからこそできる提言等を行うため、令和5年3月22日に有識者等による検討会を設置しました。
検討会設置要綱(PDF:119KB)
- 開催日時 令和5年4月21日(金曜日)14時00分~16時00分
- 開催場所 兵庫県公館第1会議室
- 内容
ウクライナ語のページはこちら→ Українські сторінки
第1回検討会において、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ大使より、ウクライナにおける義肢装具に関するノウハウの不足等の問題提起があったため、今後のウクライナ支援の方向性を探るべく、同大使より紹介のあったAndrey Stavnitser氏(ウクライナ(リビウ)でリハビリのための医療センターを運営)と岡部座長が、県立福祉のまちづくり研究所を視察し、齋藤知事及び陳 同研究所所長と意見交換を行った。
- 日時 令和5年4月24日(月曜日) 15時30分~16時30分
- 場所 兵庫県立福祉のまちづくり研究所(神戸市西区曙町1070)
- 視察者 Andrey Stavnitser氏(Superhuman Clinic 代表)、岡部 芳彦 座長
- 応対者 齋藤 元彦 知事、陳 隆明 県立福祉のまちづくり研究所 所長
- 内容 添付資料のとおり(PDF:188KB)
A Site Visit Following the First Meeting of the Committee to Review Support for Ukraine (Report)(PDF:125KB)
- 開催日時 令和5年8月10日(木曜日)9時20分~11時00分
- 開催場所 兵庫県庁2号館5階庁議室
- 内容
議事概要(PDF:294KB)
次第(PDF:48KB)
出席者名簿(PDF:99KB)
Summary of the Second Meeting(English)(PDF:1,596KB)
- 開催日時 令和5年12月14日(木曜日)13時30分~15時30分
- 開催場所 兵庫県新長田合同庁舎
- 内容
議事概要(PDF:684KB)
次第(第3回)(PDF:46KB)
出席者名簿(第3回)(PDF:95KB)
ウクライナの復興まちづくりに活かしてもらうため、伊東正和 久二塚商業協同組合理事長(お茶の味萬 店主)に、新長田の震災前の街並みを色濃く残す路地と区画整理された復興後の街並みについて、現状と課題認識とともにご案内いただき、そこで暮らす住民の声を踏まえたまちづくりのあり方について意見交換を行いました。
- 当日の様子
本県のウクライナ支援の取組状況について県民の皆様に中間報告を行いました。また、ウクライナの現地情勢に精通し、国際的な支援実績の豊富な有識者等の皆様とともに、義肢装具のリハビリやこころのケアをはじめ、ソフト面での支援を中心としたひょうごならではの支援のあり方について議論を深め、これからもウクライナの復興に向けて、公民連携により多様な主体が、一丸となって取り組んでいくことの重要性を確認しました。
- ひょうごウクライナ支援チャリティ大使の委嘱
本県が取り組むウクライナ支援事業を推進し、県民をはじめ、広くウクライナ支援への関心と理解を深めるため、非営利型一般社団法人芸術の森の3名に対し、ひょうごウクライナ支援チャリティ大使を委嘱しました。当日は、ウクライナからの避難民の方々による特別コンサートの伴奏を務めていただくなど、本シンポジウムに賑わいを添えていただきました。
- 開催日時 令和6年3月28日(木曜日)13時00分~14時30分
- 開催場所 兵庫県庁2号館2階参与員室
- 内容(次第(PDF:7KB)、出席者名簿(PDF:13KB))
(1)開会
(2)第3回検討会以降の事業報告(資料1(PDF:127KB))
(3)議事
こころのケアや義肢装具によるリハビリのノウハウ等の研修実施について支援ニーズのマッチングに至ったイヴァーノフランキーウシク州と、創造的復興の理念に基づく復興支援に関する覚書を締結し、パートナーシップを確立して今後協力していくことに合意しました。
- 日時 令和5年8月9日(水曜日)16時00分~17時00分
- 場所 リモート会議
- 内容
- ウクライナにおける会議結果の広報状況
義肢装具によるリハビリのノウハウ等の研修実施について支援ニーズのマッチングに至ったミコライウ州と、創造的復興の理念に基づく復興支援に関する覚書を締結し、パートナーシップを確立して今後協力していくことに合意しました。
- 日時 令和5年12月4日(月曜日)16時00分~17時00分
- 場所 リモート会議
- 内容
- ウクライナにおける会議結果の広報状況
JICAによるウクライナ国緊急復旧・復興プロジェクトの一環として、ウクライナのインフラ行政官(戦後の都市計画策定を目指す中央省庁・公社及び自治体関係者)ら9名が日本の地方都市を訪問するのに合わせ、本県知事への表敬訪問および阪神・淡路大震災時の災害廃棄物処理に関する講義・意見交換を行いました。
- 日時
令和5年5月23日(火曜日)
表敬訪問 10時30分~11時20分
災害廃棄物処理に関する意見交換 11時30分~12時30分
- ウクライナ側出席者
イーホル・コルホヴィー 地方・国土・インフラ発展省ウクライナ復興室 協力パートナー調整官
セルヒー・コレニエフ ミコライウ市副市長 等
- 兵庫県側出席者
齋藤 元彦 兵庫県知事
遠藤 英二 防災監
築谷 尚嗣(公財)ひょうご環境創造協会環境技術専門員/県災害廃棄物対策協力員/元県環境部長
岡部 芳彦 検討会座長 等
- 日時
令和6年2月15日(木曜日)~17日(土曜日)
- 場所
ベルサール九段(東京都千代田区九段北1-8-10)
- 内容
日本とウクライナの未来を共に創る、ビジネス・パブリック・避難民支援・文化などの多くのセクターとアクターをつなぎ、橋を架けるJICA主催のイベントにブース出展し、「創造的復興」の理念を活かしたウクライナ支援検討会における検討状況やウクライナから本県への避難民に対する生活支援実績等、本県のウクライナ支援に関する取組状況を発信しました。
- 非営利型一般社団法人芸術の森によるPR活動
ウクライナ伝統の歓迎の儀式「パンと塩」の披露など、ひょうごウクライナ避難民支援に賛同する公民連携プラットフォーム登録団体である非営利型一般社団法人芸術の森の皆様により、本県のブース出展に賑わいを添えていただきました。
- 日時
令和5年5月31日(水曜日)10時50分~11時05分
- 訪問者
齋藤 元彦 兵庫県知事
- 応対者
山田 賢司 外務副大臣
- 内容
兵庫県におけるウクライナ支援の報告と提案について
意見交換
資料1 兵庫県におけるウクライナ支援の報告と提案について(概要版)(PDF:465KB)
資料2 兵庫県におけるウクライナ支援の報告と提案について(参考資料)(PDF:976KB)
資料3 兵庫県におけるウクライナ支援の報告と提案について(本文)(PDF:300KB)
※末松信介 参議院議員、加田裕之 参議院議員も同席
- 日時
令和6年2月19日(月曜日) 10時00分~10時35分
- 場所
経団連会館
- 出席者
岡部 芳彦 「創造的復興」の理念を活かしたウクライナ支援検討会座長(神戸学院大学教授)
今後 元彦 兵庫県東京事務所長
- 内容
日本政府主催による日・ウクライナ経済復興推進会議における岸田総理とウクライナ国・シュミハリ首相が登壇した首脳セッションにおいて、コルスンスキー駐日大使とともに、本県がイヴァーノフランキーウシク州及びミコライウ州と締結した「創造的復興」の理念に基づく復興支援に関する覚書を披露しました。
(出典:経団連)